【筋肉採用】「目指すは謙虚なプーチン」資格は取るな、鍛えろ!マッチョなら内定は出る
記事更新日 2022年11月09日
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- ジョブトラ編集部
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「資格って持っておいた方がいいですか…?」
基本的に資格は持たなくても大丈夫です。
もちろん一部、例外はあります。
社労士や弁護士など、法務部で役立つ資格。
あるいは、公認会計士簿記など経理/財務部門で直接役立つ資格です。
最後に、TOEICを新卒採用で見る企業は多数あります。
これらでない限りは、あまり意味がない場合は多いです。。
おそらく TOEIC を除くと、「就活全般に役立つ資格」は存在しないのではないでしょうか。
資格を取れる勤勉さを活かせるのが筋肉採用
そうなると、社交性があまりなく、勤勉さだけが特技の学生にとって就活は不利になってしまうのでしょうか。
いいえ、その勤勉さを活かせる分野があります。
筋トレです。
私が、「筋トレをしましょう」と言うと、大半の就活生は笑います。
しかし、筋トレほどリターンの大きな就活対策はそうありません。
普段から、就活で内定へ近づくエピソードには3つの要素があるとお伝えしています。
それは「チームワーク経験」「数字で成果を出したこと」そして「自ら動いた経験」の3つです。
しかし、この3つがそろったエピソードを用意しても、なお落ちる人はいます。それは、不健康そうに見える人です。
あなたは1日8時間働けるだけの筋肉採用がありますか?
日本の正社員雇用では、一度採用するとなかなか解雇ができない仕組みになっています。
ですから、原則として40年働いてもらう前提で採用されるのです。そうなると気になるのが、社員の健康状態です。
就職しても1日8時間の労働時間に耐えられないようでは、残念ですがお仕事を任せることができません。
と言っても、あからさまに筋トレしていない学生を落とす仕組みがあるわけではありません。
ただ、長時間働けそうな学生が優遇される仕組みがあるだけです。
これまで指導をさせていただいた学生の中で、不健康そうに見える方は「筋トレ、日焼け、実は体が強いんですと思わせるエピソード作り」を準備してもらいました。
この3つを準備していただくだけで、内定率がぐっと上がったからです。
これは、いわゆる「筋肉採用」と言われる体力勝負の職場に限った話ではありません。
就活の人気企業では体力がプラスに働きます。
なぜなら、皆さんが憧れる有名企業は、激務がセットになっていることも多いからです。
就活生にどういう職場へ行きたいか質問すると、最近は「成長できる環境が欲しい」と言われることが増えました。
終身雇用が消えていく未来を見て、どんな会社でもやっていけるよう成長したいと思っているのでしょう。
ですが、成長は激務との引き換えになりやすいものです。
入社してすぐの何も分からない時期は、労働時間で成長の差がついてしまうことが多いもの。
同じような能力の学生が横並びに新卒採用されているわけですから、より長く働いた方が先に成長できる仕組みです。
企業もそのことを知っていますから、早く成長して自社の役に立ってくれる学生は、結局最後に体力しだいと気づいています。
ですから、たとえ優秀でも体が弱そうに見えてしまうと、最後に落とされてしまうのです。
筋肉採用を目指せば、面接で話題に困らない
また、筋トレをしていると就活で思わぬメリットがあります。
自己紹介の手間が省けるのです。
普通の就活生は、自己紹介をするときに「私は●●ができる人間です」と、四苦八苦しながら紹介文を考えればなりません。
しかし、筋トレをしていればそんな準備は不要。「私は体力があります」だけで、自己 PR を完結させられるからです。
そのほかにも、面接の冒頭で「おお、いい体格してるね。君って、何か筋トレでもしてるの?」と、面接官側から聞いてくれることも多々。
最初に打ち解けるための会話が、筋トレ一つで済んでしまいます。
筋肉採用?いいえ、筋トレは正社員雇用に必須の体作りです
さらに筋トレには、「一人でできる」というメリットもあります。
ジムに払う費用がなかったとしても、初心者のうちは自重筋トレだけで腹筋を作ることもできます。
※初心者のうちは膝や腰を痛めないために、パーソナルトレーナーに指導を受けたほうがよいかもしれません。
また、激務の頃は「このままじゃ倒れる」と本能で察知し、自主トレもしていました。
成長できる環境においては体力がものを言うと、バタバタ倒れる同僚を見ながら思ったものです。
やりがいや裁量権がある会社に入りたいなら、激務を想定して体力づくりをしておかないと、入社後に苦労する可能性があります。
体力作りは1日8時間働くことを前提とする正社員雇用で「最低限の準備」と言えるかもしれません。
筋トレ「だけ」で内定を狙うと、筋肉採用になってしまうので注意
就活対策に筋トレをするなら、気をつけたいポイントを最後にお伝えします。
すさまじい体力があれば、それだけで内定は取れます。
ただし、そういう会社はえてして労働時間が長い「筋肉採用」枠です。
筋肉採用から外れたいならば、プラスアルファが必要となります。
特に、傲慢なワンマンプレイヤーはチームワークを前提とする大半の企業から避けられます。
企業が欲しがっているのは、チームプレイヤーです。
筋トレだけをする孤高の人になってしまうと、ほとんどの企業では採用基準から外れてしまいます。
必ず謙虚さを押し出していきましょう。
目指すべきは謙虚なプーチンです。
また、いわゆる「筋肉就活」「ソルジャー就職」と言われる、体力だけを売りにした就職先に行きたくないのであれば……。
「握力とTOEICのスコアが同じです!」など、体力一本押しはやめておきましょう。
あくまで、「1日8時間以上の労働にも耐えられます」「残業が少しあっても平気です」くらいの、最低限のアピールに留めておいてください。
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