一般職は就活生にとって狭き門!採用数減少の理由とは

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記事更新日 2023年03月13日

30秒 就活力診断!

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

一般職志望者が大苦戦!?

金融業界は特にAIの台頭が著しく、フィンテックなども注目を浴びています。確かに、以前から学生の間でもその懸念は話題になっており、金融業界はかつてほど学生の人気就職先とは言えなくなっていました。
専門家によると、今後は保険業界や地方銀行でも一般職の採用が減る可能性があるといいます。

なぜ一般職を志望するのか

採用枠が減ることに伴い、むしろ応募が増える一般職。
実に、1人の採用枠に300人が応募するほどの競争率の高さと言われています。
一般職を志望する学生は、どんなところに魅力を感じているのでしょうか。主に3つにまとめてみました。

1.転勤がない
一般職を志望する学生の多くは、転勤を嫌がる傾向にあるようです。
主に女子学生が希望しているのも、どうやらここにある様子。女性は何かと物も多いので転勤で引っ越し、となると正直面倒ですし、誰も知らない新しい土地に飛び込む勇気もなかったりします。

2.結婚後も安定して働ける
これも、女子学生が一般職を志望する大きな理由のひとつ。
前述の「転勤がない」と同様ですが、結婚しても仕事を続けたい、と考えている女子学生にとって、結婚して子供を産んだ後もしっかりと給料がもらえて、転勤がなくほぼ定時退社が可能であろう一般職は、非常に魅力的に映るようです。

3.ワークライフバランスを重んじる
中には、アルバイトや前職で立ち仕事が続いて、落ち着いて座っていられる事務職がいい、と考える人も。
近年はワークライフバランスが注目され、夜遅くまで仕事するのが当たり前、という風習はなくなりつつあります。
プライベートも大事にしたいから、仕事はあまり労力をかけない事務職で、そしてやはり定時退社ができてアフター5が楽しめる一般職にしたい!と感じる学生は多いようです。

良いことばかりじゃない 一般職にはデメリットも

こうして見ると、確かに一般職への応募が集中するのもわかります。
ですが、どんなことにもメリットがあればデメリットもあるもの。もちろん、一般職にもデメリットはあります。
主なデメリットを3つにまとめてみました。

1.キャリアアップは見込めない
一般職を選ぶなら、これは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
そもそも一般職での仕事は誰にでもできるようなルーティンワークがほとんど。だからこそ労力をかけたくない学生の応募が増える一方で、AIの導入が増えているわけです。
仕事で負担がかからないのはいいけれど、相応の仕事ですから、いつまでも昇給できないことには文句を言えません。

2.女性同士のドロドロ職場?
前述のとおりルーティンワークがほとんどの一般職は、その大半が女性です。
一般職になって困ることのひとつに、女性ばかりの職場環境で人間関係がぎくしゃくする、という実情があるようです。
一般職に限ったことではありませんが、女性が集まると場合によっては摩擦は避けられないことも念頭に置いておく必要がありそうです。

3.正直あります、顔採用
一般職に女性が多い理由その2。
一般職の女性は、将来のお嫁さん候補、とは言いすぎかもしれませんが、実際顔で採用している企業もあるといわれています。
結婚後も働きたいから一般職、という選択基準はあながち間違いではないということですね。
仕事にさほど負担もかからず、転勤もなく定時退社の一般職女性は、家庭のこともしっかりやってくれそうだしお嫁さんにぴったり、ということでしょうか。
とはいえ、顔で選ばれるというのも、なんだか不公平ですね。

一般職に就きたい理由を明確にしよう

それでも一般職に就きたい!という方。
もちろん「なんとなく」「楽をしたい」というような志望動機では採用されません。
一般職に就きたい理由を明確にして、説得力のある志望動機を用意しましょう。
以下の3点を盛り込んでみるのがおすすめです。

1.企業が求める人物像と自分とで一致している点
どの志望動機にも言えることですが、企業が面接をする最大の意図は、求める人材かどうかを判断すること、一緒に仕事できる人材かどうかを見極めることにあります。
企業が求める人物像と自分との共通点をしっかりとアピールしましょう。
面接官も、企業に従事しているわけですから、共通点が見つかり親近感がわくかもしれませんね。

2.入社後にどんな貢献ができるか
一般職はルーティンワーク。実際誰でも、それこそAIにだってできる仕事です。
その仕事の中で、自分は会社に対しどのように貢献していくか。
一般職を人間がやるからこそ貢献できることがある、と熱意をもって伝えてみましょう。

3.その企業でしかできないこと
この部分を盛り込むには、企業研究が非常に重要になってきます。
同じルーティンワークといえど、企業によって特色も異なれば、ビジョンも力を入れていることも異なってきます。
そこをきちんと理解して、だったら自分はこういうことがしたい、一般職としてこういう風に事業にかかわっていきたい、という思いを伝えましょう。
自分のビジョンがあって、それはこの企業の一般職でしかできないことなんだ、くらいまで伝えられれば採用される確率はかなり高くなるはずです。

いかがでしたか?
一般職の実情をしっかり知ったうえで、就職活動に臨みましょう。

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