就活で人気!不動産デベロッパーの業界解説|狙うならどこ?
記事更新日 2022年08月31日
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- ジョブトラ編集部
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みなさんも一度は耳にしたことがある業界だと思います。
ですが、デベロッパーがどのような仕事をしているか知っていますか?
それほど馴染みがないため、知っている方も少ないのではないでしょうか。
今回は、はじめにデベロッパーの業界解説、大手企業のご紹介をしていきます。
最後に、日東駒専〜GMARCHの学生が狙うべきデベロッパー業界の企業2選もまとめて解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
不動産デベロッパー業界の就活|どんなことをしている業界なの?
いきなりデベロッパー業界のおすすめ企業を紹介しても、その業界がどのようなことをしているのか理解できていなければあまり印象に残りませんよね。
デベロッパーとは、英語で「developer」のこと。
日本語では「土地開発事業者」と直訳することができます。
簡単にいってしまえば、商業施設の企画から開発・運営を行っています。
皆さんが買い物などで訪れるショッピングセンターやアウトレットモールなども、デベロッパーが企画・開発・運営をしています。
就活に活かしたい!不動産デベロッパー業界の大手企業を紹介
デベロッパー業界がどのような役割を果たしているのかを知ったうえで、次にデベロッパー業界の有名どころを挙げていきたいと思います。
「三井不動産」
まずは、デベロッパー業界の王様ともいえる「三井不動産」。
すべての分野においてダントツの1位を記録しています。
東京ミッドタウンや霞が関ビルディングなど、有名オフィスやテナントを保有しています。
平均年収は1,263万円です。
(平均年齢40.7歳・従業員1,577人)
勤続年数は11.3年と短めになっています。
また、特徴としては海外事業による収益が多いということです。
日本国内の人口減少をいち早くキャッチし、海外に市場を拡大しました。
「三菱地所」
三菱グループの不動産事業を行っているのが三菱地所です。
同じグループ内だと、三菱自動車や三菱商事などが有名ですよね。
平均年収は1,248万円です。
(平均年齢41.2歳・従業員数899人)
大手企業のなかでは比較的従業員数が少ないです。
家庭を持つ女性従業員も活躍できるようフレックスタイム制度の導入、タイムカード制度の廃止など、時代の流れにフィットした職場環境に変わってきています。
三菱地所はオフィスビルや商業施設を手がけています。
丸ビルや新丸ビルなど東京周辺の土地を保有していることもあり、安定した経営につながっています。
住友不動産
都内を中心に、オフィスやマンション開発に取り組んでいます。
デベロッパーのかたわら、住宅リフォーム業にも着手しているのが特徴です。
住友不動産の平均年収は662万円です。
(平均年齢43.1歳・従業員数5841人)
他のデベロッパーより低めの水準となっているのがわかります。
ですが、最近では単一事業としての不動産売買仲介実績では業界トップのシェアを誇ることもあり、これからの伸びに期待です。
東急不動産ホールディングス
東急不動産ホールディングスは、財閥系の企業ではなく鉄道系の会社です。
その点、上記の3社とは異なります。
東急不動産ホールディングスの平均年収は1,114万円です。
(平均年齢44.1歳・従業員52人)
上場企業の平均従業員数が1,071人なのに対し、東急不動産HDは52人とかなり少ない人員数だといえます。
平均勤続年数は約20年と、こちらは高水準となっています。
東急不動産の特徴は事業の幅広さ。
マンションや商業施設はもちろんのこと、フィットネスやホテルも手がけています。
野村不動産ホールディングス
傘下に野村不動産株式会社などがあります。
自社のブランドだけでなく、環境や街づくりなどにも着手しているのが特徴です。
野村不動産ホールディングスの平均年収は1,022.4万円です。
(平均年齢45.0歳・従業員数31人)
野村不動産ホールディングスは分譲マンション開発が中心です。
自社ブランドには、分譲マンションの「プラウド」などがあります。
【不動産ディベロッパー就活】日東駒専〜GMARCHの学生はここを狙え!
前章では、不動産デベロッパー業界の最大手企業をご紹介しました。
ここからは現実的な話になります。
まず前章でご紹介した5つの企業に就職することは、かなり難しいでしょう。
ほぼ無理といった表現のほうが正しいかもしれません。
東急不動産ホールディングスや野村不動産ホールディングスに関しては、そもそもの社員の数が100人以下です。
他の住友不動産などでも早慶レベルで毎年2、3人いるかどうかというレベル。
実際に受けるのはOKですが、そこだけに絞って受けるのはリスクが高すぎます。
そういった背景も踏まえ、ここでは日東駒専〜GMARCHの採用実績から「不動産デベロッパー業界ならここを狙うべき」企業についてご紹介します。
三井不動産リアルティ
三井不動産リアルティは、三井不動産グループに属しています。
全国に19ヶ所の拠点と281の店舗を展開している企業です。
三井不動産リアルティは個人・法人向けの不動産売買仲介事業を主に行っています。
その他には、カーシェアリング、保険の代理店業務なども手がけています。
三井のリハウス・三井のリパークなど、皆さんも聞いたことがある企業も三井不動産リアルティが手がけています。
日東駒専〜GMARCHの学生は毎年約20人〜内定者が出ています。
安定して毎年内定者が出ていることから、優先度は高めでもよいのではないでしょうか。
ただし自分の大学の学生がライバルになってくるため、十分に対策をしておく必要があります。
住友不動産販売
住友不動産販売は住友不動産グループに属しています。
住友不動産販売は、住友不動産グループで不動産流通事業を担っており、所管に5社1グループを擁しています。
276もの店舗を展開しています。
こちらの住友不動産販売も、日東駒専〜GMARCHの学生を毎年安定した人数を採用しています。
おわりに
今回は、不動産デベロッパー業界の解説から狙うべき企業の説明までご紹介してきました。
デベロッパー業界のトップ企業は、年収は高い一方で入社難易度は非常に高いのが特徴です。
このため、自分が興味を持った企業は必ず入念に調べるようにしましょう。
そもそも数十人しか募集がかかっておらず、悲しい結果に終わる可能性だって大いにあり得ます。
そこで、幅広いレベルの企業を検討することをおすすめします。
不動産デベロッパー業界を視野に入れる際に、この記事を参考にしていただけたら幸いです。
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