面接の前にこれだけやろう 3日でできる追い込み直前準備

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記事更新日 2024年07月18日

26卒就活サマーインターンシップ就活免除

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

こんにちは。

皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

 

この1年間、業界研究や自己分析に関して、当メディアで様々な記事を書かせて頂きました。

 

そこで一貫して言い続けてきたことですが、実力が数週間で伸びることはまずありません。

 

準備が十分にせよ不十分にせよ、あなたは今の実力とこれから得られる経験だけで、就活の終わりまでを戦うこととなります。

 

それでも2-3日あれば十分に足掻くことができますし、面接に徒手空拳で臨むか、最後の足掻きをやるかで結果が変わる可能性は大いにあります。

 

今回は3日で必ず大きな成果が出る、面接の直前準備についてご説明します。

 

‌あなたの面接力を底上げする10の質問

準備の内容は、楽ではないですがシンプルです。

 

以下10個の質問に対して回答を文章で用意し、それを1問につき30秒~長くても1分半でスムーズに話せるまで練習してください。

 

①当業界に興味がある理由を教えてください。

 

②当社に興味がある理由を教えてください。

 

③大学時代に努力したことと、その中で得られたものを教えてください。

 

④あなた自身が考える、あなたの強みと弱みを教えてください。

 

⑤あなたはどのような種類の業務に向いていると思いますか、逆にどのような業務は向かないと思いますか。それはなぜですか。

 

⑥あなたが自分で考え、何かを改善した経験について、経緯や内容、結果を教えてください。小さなことや個人的な事でも構いません。

 

⑦あなたは10年後、仕事の領域においてどのようになっていたいですか。当社に勤めているかどうかや実現性は問いませんので、考えを教えてください。

 

⑧新型コロナウイルス感染症の拡大が、当業界に与えている、または今後与える影響について、どう考えていますか。

 

⑨あなたが大学で学んだ内容について、それを学んでいない人向けに説明してください。

 

⑩あなたの趣味や興味があることについて教えてください。仕事と全く関係なくても結構です。

 

なお、これは私が就活生時代に自ら取り組んでいた方法の改良版でもあります(お陰で就活が終わるまで、1対1の面接で落ちることは一度もありませんでした。就活を早めに切り上げたのでたまたまかもしれませんが…)

 

‌回答準備がなぜ有効か

 

面接や質問を受けることに慣れていない人だと、「そんな台本を用意しなくても、聞かれたことに答えればいいのではないか」と思う人もいるかと思います。これは正しくありません。

 

日頃考えていることが頭の中で整理されており、いつどのような形で質問されてもベストの回答を出力できる人は非常にまれです(私もできません)。

 

大体の人はその時たまたま思いついたことや最初に喋りだしたことにその後の内容も引っ張られ、伝えるべきことがうっかり漏れてしまうようなコミュニケーションになります。

 

もっと悪いのが、うまく答えられない質問を貰って回答がしどろもどろになり、その後もスムーズな問答ができなくなってしまうことです。

 

回答を準備することで第一に、きちんと考えが整理されたあなたにとってベストの回答を返せます。

 

第二に、ひとつの質問に自信をもってスムーズに答えることができれば、緊張が解れてペースを取り戻し、他の質問でも頭がよく回るようになります。

 

‌どうしてこの10問か

この10問を選んだ第一の、そして最大の基準は、これらが本質的な質問であることです。

 

10問の受け答えからは、「志望動機」「能力の特徴」「性格や興味の特徴」、そして「思考力」といった、採用する人を評価する上で必ず必要な要素が見えてきます。

 

30分から1時間もある比較的長い面接では、全ての質問を完璧に回答する必要は全くありません。

 

本質的な質問できちんとした回答が返せていれば、他の質問で受け答えが多少しどろもどろになっても、高い評価を得ることができます。

 

またこの10問には「当社が第一志望ですか、それはなぜですか」「あなたはどのように社会に貢献したいですか」といった、嘘をつかなければいけない質問が一つもありません。

 

そうした質問で測られるのはいわば茶番力であり、通常の選考では相対的にあまり重視されません。

 

準備できるに越したことはないですが、そんなものを暗記している暇があったら本質的な質問に対する累積思考量を増やし、答えを練ったほうが結果にプラスだと私は考えます。

 

質問を選んだ第二の基準は、業界や企業によって変える必要が少ないことです。

 

面接は落ちる方が当たり前、納得のいく内定を取るためにはまず多くの企業を受けられるようにするのが必須事項です。

 

そうした企業一社一社に対してカスタマイズした想定問答を準備するのは現実的でなく、このような「7-8割方変えなくていい想定問答に力を入れる」というアプローチが有効になります。

 

‌面接練習は必要か

 

最後に面接練習が必要かについてです。

 

結論として「回答を口で簡潔に話す練習は必要だが一人で良い。友人や社会人に協力して貰う必要はない」です。

 

文章でまとめるスキルとそれを口で出力するスキルは、別個のものです。

 

後者の練習が足りないと、一人で喋るのが長すぎたり(2分も喋り続ければほとんどの人は聴きません)、早口になりすぎたり、抑揚がついていなくて頭に入って来なかったりという問題が発生します。

 

これはほとんど対話以前の口で出力するスキルの問題なので、一人での練習で十分ですし、他人と予定を合わせる暇があったらその時間で3倍練習した方が上手くなります。

 

大事なスピーチの練習だと思って、面接前日に一人で取り組みましょう。

 

以上のことを面接3日前から取り組めば、面接が苦手な人の面接スキルは大幅に向上するでしょう。

後悔のない結果になるよう、頑張ってください。

 

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