「履歴書はコピペでもいいですか」誰も教えてくれないESの秘密
記事更新日 2024年09月06日
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- ジョブトラ編集部
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目次
情報がありふれている今
就職活動に関する情報もたくさんでまわっていますよね。
自己分析のやり方
業界研究のやり方
エントリーシートの書き方
などなど
各就活ナビサイトが書いてくれていることは
似たようであったり
逆に反対のことが書いてあったりして
「結局どっちだよ」
と思ってしまうことはありませんか?
では一体なぜこんなに色々な情報が出回っているのでしょうか。
それは人材業界が利益を得るため。
学生が困惑すればするほど
ナビサイトにアクセスして
セミナーに参加して
人材業界の思うツボです。
そんな空回りに付き合ってられるほど
大学生は暇じゃないはず。
学生だからこそできること、たくさんしておきたいですよね?
就活の沼にはまってしまう前に、
履歴書の事実をちゃんと知ってから
書き始めて欲しいです。
ここまで読んでくれたあなたに
企業が、人材業界が
決して教えてはくれない
履歴書と書類選考の秘密、
教えましょう。
まず初めにはっきりと申し上げます。
コピペをしているエントリーシートは採用側に
100%バレると思ってください。
人材コンサルタントに聞いてみたところ、このような答えが返ってきました。
「採用担当者は色々な就活マニュアル本やナビサイトをチェックしてます。学生が手軽に得た情報は、担当者もすぐに得られる情報なのですぐに気づくでしょう」
また、採用担当者は文章の言い回しや使用している単語、文体に違和感を感じ、ネットで検索してみてパクっているかどうかまで調べるそう。
就活に関する情報はありふれているからちょっとくらいパクってもバレないだろう…
という考えは今すぐ捨てましょう。
人材コンサルタントいわく、エントリーシートをパクる人を採用はこんな風にとらえます。
「就活という重要な場面をパクリで済ませようとする人は、仕事をどうやるんだろう」
このように想像したら終わりです。
採用にはつながらないでしょう。
かりに書類選考が通ったとします。
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「面接でエントリーシートに沿って質問をしているのに、書いてある内容を本人が理解していない」
「面接で話していても、本人の言葉ではないような違和感を抱く。自分の言葉で書いた部分について話している時と、明らかに差が出るから」
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面接で履歴書に書いたことが聞かれた時に完全にバレてしまいます。
仕事において《参考》にすることはあっても
そのまま《真似》をしていたら成功しません。
就活でも同じです。
参考書やネットに書いてあるものは参考にして
自分の言葉で語れるようにしましょう。
さて、学生の採用を決めているのは企業の人事部ですよね?
ここで質問です。
みなさんは企業の人事が、基本的に何人くらいいると思いますか?
リクルートワークス研究所によると
人事部の人員が正社員全体を占めるのは約1.9%、
つまり1000人規模の企業で19人が人事部門の社員
ということになります。
ちなみに会社の規模が大きいほど、人事の人員比率が低下します。
これはコンサルタントを活用し外部に労務管理をさせることによって自社の正社員の人件費の削減を行ったりするから。
つまり大企業の人事は本当に人数が少ないのです。
実際に、
従業員数1000人超で人事が4、5人程度っていう企業もあるくらいです。
逆に労働管理にこだわって自社でやりたい、と思っている企業は人事に人員を多く設けます。
よって、社内の人事部員の割合は
だいたい全体の1%〜2%と思っていればいいでしょう。
では次の質問です。
大企業には毎年どれくらいの数の履歴書が届くのでしょうか?
答えは1万通以上です。
大企業や上場企業などの人気企業の中には1万人以上の応募があることもあるのです。
特に食品メーカー(明治、森永、サントリー、カゴメ、ヤクルトなど)が応募数でいうと毎年多いことがわかっています。
ここで考えて欲しいのは履歴書の意味です。
企業側からしたら将来の重要な社員を見つけるためのリクルート活動なので本来であれば直接会って学生を知りたい、というのが本望です。
しかしこんなにたくさんの応募がくるわけですから時間と労力的に不可能ですよね?
また、直接会う前に、つまり面談・面接をする前に学生の事前情報として履歴書が存在しているわけです。
では学生からしたら履歴書はなんのためにあるのか。
忘れてはいけないのが履歴書の目的は自分を知ってもらう、ということです。
志望動機にしろその企業のホームページにのってあることそのものを写すのではなく、
それを読んで必ず自分の言葉で書く必要があります。
なぜなら企業は学生がどのように考えているのか、を知りたいから。
志望動機が会社名や業界を入れ替えても意味が通じてしまうような文章であったら「理解してないんだな」「考えが浅いな」と思われるでしょう。
履歴書をいきなり書き始めることができません。
自分をよく知って、希望する業界もよく知って、そして応募する企業をざっくりでもいいので知ってからではないと書けないでしょう。
冷静に想像して何千何万通も届く履歴書を人事が全てさばけると思いますか?
人事が社員全体の1%くらいだ、と記述しましたが人事部全員が採用に携わっているわけではありません。
実際、数人しかいない採用担当が何千何万通の履歴書を書類選考の段階で熟読するわけがないんです。
しかし大企業の書類選考の通過率の目安は10%程度。
書類選考はすでに狭き門なのです。
では一体どのようにしてあなたのエントリーシートが通過か不合格か判断されるのでしょうか。
大企業は採用手順をコンサルティングファームに委任していることがあります。
しかしコンサルタントも一企業の依頼に対して何百人体制で履歴書を読むわけではありません。
ずばり、一番最初の書類選考の段階を担っているのが
アルバイトやパートです。
必ずしも全ての企業でパートのおばちゃんが審査しているわけではありません。
最初の書類選考の場合において、企業外の人が評価しているかもしれないということです。
アルバイトに限らず、応募している企業以外の人が
自分の履歴書を読んでいると想像してみてください。
目の前に一枚の履歴書があって
一番最初にチェックすること。
それは
字がキレイかどうか
履歴書でもっとも重要と言っても過言ではないのが
字のキレイさです。
字が汚いと読まれもしません。
また小さい字でぎゅうぎゅう詰めに紙を埋めたもの、
このような履歴書も読まれない可能性があります。
履歴書において
見た目が勝負
ということになります。
まずは時間をかけて丁寧に書くことの重要性に気づいてください。
その次に注目するのはもちろん、内容です。
自分の言葉で書けるように、
周りと差がつくESを書きましょう!!
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