面接官への印象抜群◎「長所・短所」の適切な答え方!
記事更新日 2024年07月18日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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はじめに
あなたは「自分の長所と短所」、
的確に答えることができますか?
面接において、この点についての質問は頻出です。
しかし、自分の長所と短所をはっきりと自覚し、
表現できる人は少ないのではないでしょうか。
ここでは、面接官の質問の意図から、
長所・短所を表すキーワードとその具体例、
企業ウケの良いスキルまでご紹介します。
この記事を読めば、
自分に該当する長所と短所が必ず見つかります!
面接合格に向け、自信をもって答えられるようになりましょう!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
1.「長所と短所」を問う意図を知ろう
何故この質問が頻出なのか、
あなたは考えたことがありますか?
「頻出=意図がある質問」ということです。
面接官の意図を理解し、的確な受け答えをすることで
合格率の大幅アップが期待できます!
①自分の短所を理解し、克服していく問題解決能力の有無を知りたい
成長の第一歩は、
「自分を客観視して短所を把握し、認めること」
面接官は、単に長所・短所を知るだけでなく、
誰もが持つその短所に
「どう向き合い、克服しようとしているか」
にも注目しています。
これらができる人は、
「入社後も自分の課題と向き合い、成長していける」と判断されるのです。
②入社後、活躍できる人材かを知りたい
企業が重要視するのは、
「会社にマッチしているか」
「活躍して利益を上げてくれる人材か」
という点です。
よって、企業が求める能力を備えているかどうかを
見抜こうとしています。
自分の志望先が「どんな能力を求めているのか」は、
必ず把握しておくようにしましょう。
就活において、「面接官の視点・思考」は重要です。
的確な受け答えをして好印象を与えるためにも、
相手がどんな意図をもって質問をしてくるのか、
どんな能力を求めているのかを
常に考える習慣を身につけましょう!
2.「長所のみ」を問われた場合の回答例
≪上記以外の長所リスト≫
・リーダーシップ
・積極性、行動力、チャレンジ精神
・忍耐力
・ポジティブ
・素直さ
・負けず嫌い
・論理的思考力
・コミュニケーション力
・胆力、度胸
・瞬発力
・独創性
・臨機応変
≪具体例≫
‣リーダーシップを発揮できる
『私は、現在ゼミの代表を務めています。
皆をまとめる上で「謙虚さ」を大切にしており、
日頃から皆の声に耳を傾けることを意識しています。
私が「こうしよう」と決めつけるのではなく、
一人一人の意見や考えを尊重することで、
全体の士気や結束力を高めることができました。』
‣積極性・行動力・チャレンジ精神がある
『私は、アメリカに1年間留学した経験があります。
ただ勉強するだけでなく、友人や他の留学生を誘って「異文化交流サークル」を作り、
お互いの国の文化を紹介しあいました。
結果としてコミュニケーションの機会も増え、
語学力も大幅に向上させることができました。』
‣忍耐力がある、ポジティブ思考
『私は、3年間の居酒屋での接客アルバイトを通し、
忍耐力を身に着けました。
深刻な人手不足だったため、
少人数で効率よく店を回さなければいけなかったり、
時にはお客様に怒鳴られてしまったりと、
辛い思いをすることも多々ありました。
しかし、どれも成長のチャンスだと前向きに捉え、
改善に努めました。今ではベテラン店員となり、
後輩を指導しています。』
‣素直である
(=他者の意見を聞き入れて反映させ、
環境の変化に対応できる享受力)
『私は、今まで恩師や先輩方から頂いたアドバイスを
常に素直に受け止め、自分を成長させてきました。
例えば、新しく接客のアルバイトを始めた時は、
積極的に先輩に質問をし、
率先して新しい仕事を覚えようとしました。
その結果、自分一人では得られないような
多くの知識や知恵、経験を積むことに加え、
先輩に「素直さ」を評価して頂くこともできました。
この人一倍の吸収力を武器にし、御社でも
自分をより高みへと成長させていくことができると
確信しています。』
3.「長所と短所」を問われた場合の回答例
「長所がわからない」「短所ばかり見えてしまう」
なんて思っている人はいませんか?
そんなことはありません。
自分では気づいていないだけで、
誰にでも必ず長所はあります。
なぜなら、長所と短所は表裏一体だからです。
すべては「伝え方」次第です!
≪短所→長所への言い換えリスト≫
≪上手な伝え方3つのポイント≫
1.まずは長所から。短所より多めにアピール
2.長所と関連性のある短所を織り交ぜる
3.「致命傷レベルor長所と言えるような短所」は避ける
≪具体例≫
‣意地っ張り/妥協しない
『私は、勉学やアルバイトなど、何事においても
一切妥協せず、常に全力で取り組んできました。
周囲には「意地っ張りだ」と言われてしまうことも
ありますが、社会に出てからも妥協せず、
向上心を持って仕事をしたいと考えています。』
4.企業が求めるスキル TOP6
業界や職種によって違いはありますが、
一般的にどういったスキルを企業が求めているのか
をご紹介します。
①チャレンジ精神
・バイタリティ(やる気に満ちた前向きな姿勢)
・新しいことに挑戦し、困難を乗り越える力
②チームワーク力
・共感力
・知識やスキルを共有し、団結する力
・仲間と同じ目標に向かって連携を取る「協調性」
③コミュニケーション力
・論理的思考力
・相手に自分の考えや意見を「伝える力」
・相手が伝えようとしていることを汲む「傾聴力」
※「ノリが良い」「話が面白い」だけでは、
コミュニケーション力があるとは言えません。
④リーダーシップ
・自ら考えて行動し、周囲を巻き込む力
・誰もやりたがらないことを自ら引き受ける責任感
・チームをサポートし、パフォーマンスを上げる力
※「人の上に立つ」以外にも、
リーダーシップには様々なタイプがあります。
⑤主体的行動力
・自分の意志を明確に持ち、行動によって
何かを成し遂げようとする力
⑥グローバル素養
・見知らぬ土地や言語の通じない相手に対して
物怖じしない「胆力」
・スピーディで質の高い会話ができる「瞬発力」
※「語学力」だけがグローバル素養ではありません。
「コミュニケーション力」「リーダーシップ」など、
よく耳にするスキルでも,学生と社会人の間には
解釈の仕方にギャップが見られます。
勘違いをして面接で笑われてしまうことのないよう、
求められているスキルを正しく理解して習得し、
積極的にアピールしていきましょう!
5.結論:長所と短所は表裏一体!大切なのは「伝え方」
自分に該当する長所と短所は見つかりましたか?
どちらも表現の仕方次第で、
伝わる印象が180度変わることが
お分かり頂けたのではないでしょうか。
企業が求めている能力を把握し、
面接官の質問の意図を考え、それに合った
的確な長所と短所をアピールしましょう。
そうすれば、面接合格への道は開けます!
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