【空欄NG!】ES・履歴書の「課外活動」に特別なエピソードは必要ない!

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記事更新日 2024年08月16日

秋までに内定

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

 

夏のインターンも終わりを迎え、秋のインターン、本選考に向けて準備しはじめる時期になりましたね!

 

それと同時にES(エントリーシート)や履歴書を書く機会が増えてきたことかと思います。

 

ESや履歴書を書き進めるうちに「課外活動」という項目に気づき、「課外活動の欄って何を書けばいいの?」「誇れる課外活動なんて何もないんだけど」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

そんなあなたへ!

この記事を読めば、「企業から見た課外活動の重要性」と「課外活動の書き方」がわかり、最高のES・履歴書が書けるようになります。

 

「課外活動とは?」

 

まず、何が課外活動に該当するのでしょうか。

 

「課外活動なんて何かに特化した特別が人が書ける欄でしょ」と思っている方も多いのではないでしょうか。

私も最初はそう思っていました。

 

ですが、企業の人事は課外活動に関して「特別な体験、経験」を求めてはいません。

 

実は、「今まで普通に取り組んできたことが意外と課外活動だったりする」ということです。

 

『課外活動として挙げられる例』は以下の通り。

◯ アルバイト

◯ サークル

◯ インターン(長期・短期・1day)

◯ 留学

◯ 趣味

◯ 資格の勉強

◯ 部活動

◯ 習い事

◯ Wスクール

◯ 実習

◯ ボランティア

◯ ゼミ

 

大学生活のなかで経験したことばかりだと思います。

「課外活動の欄、何も書くことがない!」と思っていた方も、安心していただけたのではないでしょうか。

 

「地域に貢献して表彰された」なんて特別な経験はなくても大丈夫です!

 

「課外活動の重要性」

「志望動機がしっかりしていれば大丈夫なんじゃ?」

と思っている方もいるのではないでしょうか。

 

今一度、履歴書やESの項目に組み込まれている意味を考えてください。

企業には多くのESや履歴書が届きます。

 

正直な話、採用担当者は隅から隅まで全員のESや履歴書を見ることはできていません。

それほどに莫大な量をさばかなくてはいけないのです。

 

これを踏まえると、ESや履歴書にある質問が重要かどうかは判断できますよね!

 

次は、ESや履歴書で「課外活動」について書く際のNGポイントをお伝えしたいと思います。

 

『課外活動を書く上でのNGポイント』

① 書くことがないため空欄にしてしまうこと

② 嘘を書くこと、話を大きく盛ること

③ ネットに載っている文章をコピペすること

④ 淡々と事実のみを羅列すること

 

「そんなの見ればわかるでしょ!」というものばかりに見えますが、意外とやってしまっていることも多いです。

 

詳しく見ていきましょう!

 

① 書くことがないため空欄にしてしまうこと

 

これはこの記事を読んでいれば「あり得ないこと」だと思うでしょう。

 

採用担当者はESや履歴書に記載された情報をもとに、就活生の個性を判断します。

 

自分をアピールする絶好のチャンスだと思って、課外活動の欄を埋めるようにしましょう!

 

② 嘘を書くこと、話を大きく盛ること

 

「人には言ってないけれど実はやっている」という人、多いのではないでしょうか?

 

正直な話、多少の嘘をついても話を盛っても、なかなかバレることはありません。

 

面接は、提出したESや履歴書をもとに進めるケースが大半です。

 

ここで考えて欲しいのが、「偽りの内容を深掘られたときに詰まないか」ということ。

 

嘘や偽りで固めたESや履歴書の内容について詳しく聞かれたとき、説得力のある返答をするのはかなり難しいと思います。

 

③ 他の人の内容を転用する

 

これも②とさほど変わりません。

「内定者のES!」みたいなサイトには、内定者や書類審査を突破した人の文章が記載されています。

 

「これが実際に通ったESの文章なら絶対通るでしょ!」と思ったあなた。

大間違いです。

 

企業側は、他の設問の回答や適性検査の結果を照らし合わせて合否を決めます。

 

適性検査の性格とESのエピソードがあまりにもかけ離れすぎてイメージできなかったら、もちろん突破は難しいですよね。

 

④ 淡々と事実のみを羅列すること

 

これは、課外活動の欄に何を書くか選べる人に多い傾向があります。

 

やったこと、達成したことを述べて終わり。

みたいなパターンです。

 

ここまで記事を読んでくれている方は「課外活動欄に特別なエピソードは必要ない」ということを理解してくれていることかと思います。

 

課外活動欄で大切なのは、それを達成するにあたって立てた目標やプロセス、分析、その経験から学んだことです。

 

そこから学生の思考力や性格を判断するため、事実の羅列だけではよい課外活動欄とはいえません。

「ロジックで固めた書き方はこうだ!」

ここでは、実際にどうやって課外活動欄を書いていくのか考えていきましょう!

 

課外活動欄で企業が学生に求めているのは「どのような目的で何をして、どのような過程を経て、何を学んだのか、成長したのか」ということです。

 

具体的には

① 目的

② 動機、課題点の抽出

③ 分析(改善策)

④ 結果(成長したこと)

⑤ 企業での再現性(どのように貢献するか)

 

これらのような順番で書かれていれば、論理的だといえるでしょう。

「私ならでは」を余すことなく表現してください!

エピソード選びも、これらをうまく表現できるものを極力選ぶようにしましょう。

 

ここで「アルバイト」を例に見ていきます。

 

〈例〉

私は継続力を養いたいと考え、大学4年間同じアルバイトを継続しました。

継続するには「ここで働きたい」と思える環境が必要だと考え、3ヶ月に一度の親睦会を企画しました。

 

その結果、積極的にコミュニケーションをとるメンバーが増え、職場の雰囲気が明るくなり、私自身アルバイトを継続することができました。

 

貴社では、継続するために必要なことを分析、実行し、よい影響を与える存在になりたいです。

 

① 目的→継続力を養いた

② 動機、課題点→「働きたい」と思える環境作りが必要

③ 分析→コミュニケーションをとるメンバーが増えた

④ 結果→職場の雰囲気が明るくなった、4年間継続できた

⑤ 再現性→継続するために必要なことを分析し、実行する

 

「おわりに」

課外活動の欄は誰でも埋めることができます。

自分のどんな一面を企業に知ってもらいたいのかを考え、論理的に文章を構成するよう心がけましょう!

 

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