志望度が低い企業の面接対策
記事更新日 2024年08月07日
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- ジョブトラ編集部
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こんにちは、面接でよく能面になっている川端いちごです。
今日のテーマは、志望度の低い企業の面接について。
実は、面接対策は ES(エントリーシート)を提出する時点からはじまっています!
この記事を読んで、志望度の低い企業にもどんどん応募し、内定に一歩近づきましょう。
これは、「すべき!」です。
就活は宝くじと同じ。
数をこなすことで、内定する確率が高まります。
「志望度の低い企業を応募することって失礼なんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、応募してみたら志望度が高くなる可能性もあるのです。
逆に、現在は志望度が高い企業でも、面接を通して志望度が下がることもあり得ます。
現状の志望度にかかわらず、できるだけ応募していったほうがよいでしょう。
けれどそうすると、興味のない企業についての志望動機も考えなければいけなくなります。
これが問題ですよね…。
面接対策はESを提出するところからはじまっている
志望度が低い企業の面接では、志望動機をうまく話すことができず、一次面接で落ちてしまうことが多いかもしれません。
けれど、実は面接対策は ES を提出するところからスタートしています。
なぜなら面接は、ESの内容をもとに行われているからです。
ES が通ってから慌てて素晴らしい志望動機を作っても、ES の志望動機とずれてしまっていたら不信感を持たれてしまうでしょう。
つまり、志望度の低い企業で面接を通過するためには、 ES の時点で志望度の高そうなES を作ることが重要なのです!
慣れれば30分でできる!簡単な志望動機の作り方
志望動機の基本情報をおさらい
まず志望動機には、以下のような情報を書くのが基本的です。
(1)その企業の情報
・事業内容や社風
(2)自分の情報
・過去の経験を踏まえて貢献できること
例)「〜〜のような過去があり、〜〜したいです」
「〜〜という経験が活かせると思います」
「〜〜という経験から〇〇という軸で就職活動をしています」など
簡単に書くための手順①まず企業情報を調べよう
事業内容は会社のホームページから閲覧することが可能です。
「丸わかり!〇〇株式会社」のようなページが一番簡単にまとまっています。
もう少し詳しく知りたい場合は、投資家情報などが載っている IR 情報のページを見てみましょう。
これらを見て「ふーん、なるほど」と思ったことを、簡単にメモしておきましょう。
「こんなことしてるんだー」「すごいなあ」と思ったことを、箇条書きで3つ〜5つぐらい書きとどめれば十分です。
また、社風は「社長のメッセージ」や採用ページから確認することができます。
キャッチコピーや社訓からも社風を読み取ることができるでしょう。
時間があれば説明会に参加し、社員の方のやり取りを観察するのもおすすめです。
その際にはどのようなやり取りが印象的だったのか、メモを残しておきましょう。
簡単に書くための手順②企業の情報と自分の経験を結びつけよう
上記手順でとったメモを参考に、自分の経験と結びつけられるところがないか考えてみましょう。
志望度が高くない企業であっても、何かしらすごいなあと思うことはあるはずです。
なぜ自分がそれをすごいと思ったのか、箇条書きで簡単に書いてみましょう。
思いつかなければ一度お風呂に入ってみるのがおすすめです。
パソコンの前でうんうん考えていても、自分の気持ちというのはあまり見えてこないものです。
簡単に書くための手順③素材が揃ったところで文章にしよう
何となくでいいので、「ここをつなげればいけそうだな」ということが分かったら、以下の手順に従って文章にしてみましょう。
①志望する理由をまず適当に1文で書く
②自分の経験を簡単に書く
③企業の話を書く
④「この経験を活かして貴社に貢献したいと考えています」などの言葉でしめる
⑤1文目の志望理由と全体が噛み合っているかどうか確認し、必要であれば少し書き直す
具体的にはこのような文章になります。
例)貴社を志望する理由は、〇〇という強みを活かし貴社へ貢献するためです。
私は学生時代に〇〇をしておりましたが、その際に〇〇という課題がありました。
それを乗り越えるため、私は次の対策を取りました。
(1)〜〜 (2)〜〜。
これらを行った結果、私は〜〜という成果を出すことができたため、〇〇が自らの強みと考えています。
OB訪問や説明会で「〜〜」というお話を伺い、貴社でぜひ〇〇を活かして貢献できればと考えています。
「そんな簡単にできないよ!」と思うかもしれません。
しかしこの手順に従えば、初心者であっても大体2時間ぐらいあれば通るレベルの志望動機が簡単に完成します。
あとは数をこなすことが大切です。
20社ぐらいこなせば自分の定番パターンができてくるため、30分ぐらいで書けるようになります。
ESの時点でしっかりした志望動機を書ければ、面接を通過する確率もぐっと上がります。
特に志望度が低い企業の面接で気をつける点は、「何を書いたか忘れない」ことです。
当たり前すぎてちょっと笑ってしまいますが、忙しすぎると何を書いたか本当に忘れてしまうものです。
ES を提出する前には、何を書いたのかきちんとメモをとっておきましょう。
また余裕があれば面接の1時間ほど前に、企業の公式サイトと最近のニュースを見ておくことも忘れずに。
それだけで面接中に話すネタができるはずです。
おわりに
志望度が低い企業であっても、志望度が高そうに見えるES を提出しておくことで、面接で通りやすくなります。
就職活動には模試がありません。
そのため、志望度の低い企業であっても受けることで、練習を積んでいきましょう。
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