化学メーカーってなに?MARCH&関関同立が狙える優良企業とは?就活対策まとめ

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記事更新日 2022年10月14日

26卒就活サマーインターンシップ就活免除

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

そのため、知名度が一見低くてもトップクラスの大学から出た学生が応募してくる業界でもあり、学歴に自信のない人は就活対策をしっかりする必要があります。

今回は、売上高ランキング上位の会社から、学歴に自身がなくても採用実績を見つけた会社を3つピックアップしました!

みなさんの就活対策でお役に立てれば幸いです。

就活対策・基礎編 化学メーカーって何?
 

化学メーカーとは、製品を作るための原料をほかの企業に売っている会社のこと。

 

私たちのような一般消費者を相手にするのではなく、基本的に企業と取引している、BtoB(Business to Business ー法人向け)企業に属します。

 

化学メーカー業界は、高給ホワイトで「知る人には大人気」な業界でもあります。

理由は、その安定感。

化学メーカーになるためには高い技術力と、多額の設備投資が必要。

 

そのためベンチャー企業には新規参入しづらく、寡占状態になっているからです。

売上高から見る、化学メーカーのトップ企業は次の10社。

 

・三菱ケミカルHD

・富士フイルムHD

・旭化成 

・住友化学

・信越化学工業

・花王

・三井化学

・積水化学工業

・資生堂

・昭和電工

 

この中でも「花王」は意外かもしれませんが、利益の多くを企業向けの化学メーカーとして得ています。

「プラスチック、ゴム、コンクリート用混和剤、コピー機用のトナー、洗剤原料」と、多彩な原料を生産し、2019年には2,859億円の売上を出しています。

資生堂はランキング入りしていますが、『戦略思考で読み解く経営分析入門』によると化学メーカーとしてよりも、一般消費者向けのメーカーとしての性質を持っている会社とのことで、今回は除外して考えましょう。
 

就活対策・人材編 化学メーカーはどんな人におすすめ?

では、これから就活対策を進めていくうえで化学メーカーに向いているのはどんな人なのでしょうか?

 

就活対策・化学メーカーに向いている人材は「知的好奇心が強い人」

たとえ事務職でも、化学メーカーに勤めるのであれば自社製品を深く理解せねばいけません。

そのため、ある程度化学に興味がある人が向いています。

特に、文系だからと理科系科目を毛嫌いせず、新しい事を学ぶのが好きな人が向いているといえるでしょう。

 

就活対策・化学メーカーに向いている人材は「長い目で関われる人」

化学メーカーの仕事はチームワークが大切です。

例えば新商品を売り出す場合、お客様となる企業のニーズを汲み取り、開発担当の技術者に伝え、改善策を出していきます。

そして自社商品がクライアント企業に採用されれば、量産体制を立て、納品が間に合うよう生産を管理します。

 

この、開発期間は10年~20年と長丁場になることがしばしばあります。

しかし、こうした地道な努力が新素材のヒットに繋がるのです。

チームでものをつくることにわくわくする人は、化学メーカーへの適性がありそうです。

 

就活対策・化学メーカーに向いている人材は「海外で働いてみたい人」

多くの化学メーカーは、国内だけではなく海外にも取引先があります。

各社の採用ページをみても、「グローバル展開」というのはキーワードです。

 

留学経験や語学力のある人、将来は海外で働いてみたいと思っている人は重宝されるでしょう。

特に帰国子女は外資系企業や商社、貿易関係を志望しやすいため、化学メーカーは穴場。

 

「英語が得意な留学未経験者」にとって応募しやすい環境です。

 

就活対策・化学メーカーに向いている人材は「上下関係をわきまえる人」

 

化学メーカーには旧財閥系企業も多く、上下関係を大切にする社風が残っている業界です。

新入社員のうちから、バリバリ自分の意見を通して仕事をしたい人には向かないかもしれません。

 

社員へのインタビューですと、仕事を任せてもらえるのは30代中盤からだそう。

逆に言えば、それまでじっくりと研修や先輩の指導を受けられます。

 

ゆっくり成長したい方、少しずつ仕事を任されたいタイプにはピッタリと言えそうです。

 

就活対策・応用編!知られていないおすすめ化学メーカーは?

化学メーカーはBtoB企業が多いので、学生にはあまり知名度がないのに、業界ではトップシェアを誇るような企業がたくさんあります。

今回は、そのような企業の中から、MARCH&関関同立の採用率が大体4割程度だと言われる会社を3つピックアップしてご紹介します。

 

就活対策・実際にエントリーしたい優良化学メーカー「大陽日酸」

化学メーカー売り上げランキング11位。

産業ガス業界において、国内で1位、世界で4位の会社です。

 

「太陽」ではなく「大陽」

「日産」ではなく「日酸」であることに注意。

「日酸」は、日本酸素の略のようです。

 

公式の採用サイトからは、グローバル展開にも積極的な様子が伺えます。

OpenWorkによると、古風で体育会系の社風があり、熱心さや愚直さが評価されやすいようです。

 

採用ページの社員の声からも、愛社精神の高さが伝わってきます。

クールにビジネスをするよりも、熱く家族のように仕事をする会社のようです。

 

就活対策・実際にエントリーしたい優良化学メーカー「日本ペイントホールディングス」

化学メーカー売り上げランキング16位。

自動車用の塗料が主力の会社です。

 

OpenWorkや就活会議の口コミによると、一時経営が厳しかったようですが、見事復活。

その過程でグローバル体制への移行が進みつつあるようです。

また、メーカーというより外資っぽい雰囲気が強くなってきたという意見もありました。

 

制度の移行期にあるため、口コミにもばらつきがありました。

グループ企業によって社風に差がだんだん出てきているようです。

 

もし志望する場合は実際に説明会に行ったり、社員の方にお話を聞くことが大切になりそうです。

 

就活対策・実際にエントリーしたい優良化学メーカー「ダイセル」

化学メーカー売り上げランキング20位。

もともとは、セルロイドの製造をしていました。

 

今では、有機合成、合成樹脂、火工品などを開発・製造しています。

大阪に本社がある会社で、歴史が長く、比較的保守的な会社でした。

しかし近年、新社長が就任。これから変わっていく可能性があります。

 

OpenWorkや就活会議などの口コミサイトを調べたところ、社員を大切にする社風で、包容力があるそう。

逆に、一匹狼系の社員はあまりいないそうです。


 

化学メーカーの就活対策まとめ

今回は、売上高ランキング上位の化学メーカーのうち、新卒採用の4割程度がMARCH・関関同立出身であると言われる会社を紹介しました。

 

化学メーカーには、まだまだ学生にあまり知られていない会社がたくさんあります。

この業界に向いていそうだ!と感じた人は、ぜひ調べてみてください。

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