英語力がない人はどうする?就活必勝法
記事更新日 2024年07月19日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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「時代はグローバル!」
と言われても、英語は使いたくないとか苦手だという人もたくさんいますよね。
私も留学経験はあるものの、高校時には学年で最下位を取るほど英語に対して苦手意識を持っていました。
「全員が全員、英語を話せる必要はないのではないだろうか」
ということで、今日は「英語力がない人」だけでなく「将来は英語をなるべく使いたくない人」向けに、就活の生き残り方をお伝えしたいと思います。
SPIの英語はこう乗り切る!
まず英語が苦手であれば、英語のSPIがある企業を避けましょう。
ほとんどの企業がSPIにおいて英語を課していません。
OneCareerの調べによると、SPI実施企業の中で英語のテストがあったのは、20/140社だけでした。
英語のSPIを受けなくても就活はできるのです。
SPIで英語がある企業は、商社や外資企業などグローバル企業がほとんど。
入社後も英語力を求められる可能性が高く、英語SPI実施、不実施で志望企業を探すのもよいでしょう。
どうしても受けなくてはならない場合、解答集や代理で解いてもらうのもひとつの手段かもしれません。
あくまでも自己責任ですが、たった1回のテストのために苦手な英語を勉強するのは非効率的だといえます。
TOEICと就活
「就活にはTOEICが必要」とよく聞きますよね。
「TOEICを持ってないから今から準備しなきゃ」と思う就活生も少なくないでしょう。
英語に自信があり、ノー勉でも800、900点のスコアが取れそうな人は今すぐ取りましょう。
しかし、英語が苦手な人もいるはず。
果たして今からわざわざ時間をとって勉強し、TOEICを取得する必要があるでしょうか。
結論からいうと、その時間があれば自己分析、業界研究、面接対策など他のことに時間を割いたほうが効率的です。
一定以上のスコアを出すためには、まとまった勉強時間を必要とします。
その割にはTOEICは就活でそこまでアドバンテージにならないので、コストパフォーマンスが低いといえるでしょう。
外資系企業やグローバルポジションでない限り、基本的にTOEICのスコアはエントリーには必要ありません。
あれば加点にはなるかもしれない程度なので、気にせずエントリーしましょう。
もしそれでもTOEICがないことを不安に思う場合、以下の業界を避けてエントリーするのもひとつの方法です。
TOEICが必要な業界一覧
①いわずもがな「外資系企業」
日本支社とはいえ、クライアントや直属の上司が外人の場合もあります。
会議の議事録を英語で書かなければならないなど、常日頃から英語が必要になります。
就活では、エントリー時に英語力を求められたり英語面接があったりします。
受けている学生もTOEIC満点や、帰国生などが多いです。
②海運・航空系
貿易、運輸関係の仕事の中には、英語で商談をする場面や請求書を発行しなければならないこともあります。
ビジネスレベルの英語を求められることもあり、ハードルが高いといえるでしょう。
③プラントエンジニアリング業界
意外に思うかもしれませんが、プラント建設の仕事は海外で行われることが多いです。
そのため英語力が問われます。
④商社
商社の中には、国内だけでなく海外事業も多く手がけている企業があります。
そのような企業では英語力が必須です。
駐在で海外に転勤する人も多く、さまざまなシーンで語学力が問われます。
⑤重工業
調達先や販売先が海外の場合、コミュニケーション方法で英語が必要になるケースも少なくありません。
英語力が求められる業界のひとつです。
⑥製薬企業
近年M&Aなどにより、外資の企業も増えてきました。
グローバル競争が激しい業界なので、世界中の企業と情報交換・共有する必要があります。
英語を読む力だけでなく、書く力も求められます。
⑦対海外売上比率が高いメーカー
自動車や電機、化学メーカーの中でも対海外売上が高い企業は、グローバル人材を求めている可能性が高いです。
国内部門の規模が大きい場合は必須ではありませんが、英語力がないと敬遠されてしまう場合があるかもしれません。
TOEICが必要な企業の見分け方
リクナビで検索欄に「TOEIC」といれてみましょう。
ページ内の文章にTOEICの記載をしている企業のみを抽出することが可能です。
検索で引っかかった企業の「採用情報」を見てみましょう。
応募要項に「TOEIC」とあれば、TOEICが必須です。
英語を使わないキャリアとは?
業界一覧を見て「じゃあどこにエントリーすればいいの?」と思った人も多いでしょう。
私も思いました。
英語を使わないキャリアにはどのようなものがあるのでしょうか。
①中小企業・ベンチャー企業
中小企業は大手企業に比べて、エントリー時点での英語力を重要視しない傾向にあります。
業界や業種にもよるので一概にはいえませんが、中小企業志望であればTOEICを勉強しなくても応募できる企業は多いでしょう。
また、ベンチャー企業も英語力を問われない場合が多いです。
これは、企業規模がまだそれほど大きくなく、海外事業に着手していないケースが多いからです。
②銀行
銀行は基本的に日本人が顧客です。
メガバンクなどは一部海外部門がありますが、ほとんどの社員が国内事業に携わっています。
人気であるが故に倍率が高く、TOEICを判断基準のひとつにされる懸念はありますが、基本的には日本語中心です。
③建築業界
建設業界は、基本的に日本国内の建設に携わります。
特に公共工事にいたっては、日本語以外を使わないため一切英語力を必要としません。
④インフラ業界
電力、ガス、鉄道、高速道路などのインフラ業界も、基本的にすべて日本語で仕事が進んでいきます。
面接でもほとんど英語についての言及がないことで有名です。
まとめ
英語が苦手な場合は「情報収集」が命です。
なるべく英語力が不利にならない企業を探しましょう。
未然に避けることも、就活をうまく進めるひとつの手段です。
もちろん、第一志望が「外資系企業」という人は勉強すべきでしょう。
ただもし就活でごまかせたとしても、入社してからが大変そうです。
日本で暮らしていく限り、英語力がなくても十分生きていけます。
エントリー時において英語力はあって損はないものの、わざわざ今から時間を割いて準備するほどのものではないので安心してください。
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