「他己分析のやり方教えます」質問例と効果的な振り返り方

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記事更新日 2024年07月19日

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この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
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こんにちは!中央大学3年のななまるです。

 

「ES(エントリーシート)で自己PRやガクチカを書いてはみたものの、通過率が悪い…」

「なんだか自分じゃない感じがする…」

 

こんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、自分をより深く知るための他己分析の質問例と、より効率的な振り返り方を紹介していきます。

 

そもそも他己分析ってなに?

「自己分析はわかるけど、他己分析ってなにするの?」

 

って思っている方も少なくないと思います。

ざっくり「他己分析とは何かを」解説し、そのメリットについてお伝えします。

 

自分をより深く知るのが他己分析

 

他己分析はその名の通り、「他の人に自身のことを分析してもらう」ことです。

つまり、自己分析だけではわからない客観的な自分について知ることができます。

 

メリットはあげればキリがないですが、

・自分のことを客観視できる

・自分の知らなかった強みを発見できる

・自分の弱みを補うきっかけが見つかる

 

など、自分の強みや弱み、そしてこれまでの経験について、「自分だけでは理解できない自分のこと」を理解できます。

 

他己分析ってどうやるの?

他己分析の方法ですが、一番手っ取り早く自分の新しい面を発見できるのは「親しい人と就活について話す」ことです。

 

基本的には面接官に質問される内容と被ってしまいますが、以下では「どんなことを質問し合うと自分の新しい面を発見できるか」「どういうところに気をつけて話し合えば自分への理解が深まるのか」を解説していきます。

 

他己分析の質問例

 

・私の強みってなんだと思う?

日頃接する友達や家族からの印象はとても重要です。

 

素の自分と面接でアピールする内容が一致していれば、面接中に自分の人となりを相手に感じさせることができるはず。

 

また、お互いに他己分析をし合うときは、どんな強みを持っていると思うか正直に答えるようにしましょう。

 

 

・私と一緒に何かやったことで印象に残ったことは?

何か同じ目的を達成するうえで、自身に関して印象に残ったことは、多くの場合が自身の強みに直結していることも多いです。

 

面接などで「友達からどのようにいわれる?」や「チームのなかでの立ち位置は?」と聞かれることもあるため、このときの回答を参考にするといいでしょう。

 

 

・私ってどんな仕事やってそう?

これはすごく直球な質問ですが、どんな仕事についているのかは、相手は「あなたのイメージと強みを加味したうえで」答えてくれています。

 

友達が自身に対して抱く印象と、自分のやりたい仕事に大きなギャップがある場合は、自分の見せてない側面があるか、自分では意識していない一面があるかのどちらかです。

 

そのため、友達からの貴重な意見については、職種選びだけでなく自己PRやガクチカなどにも活かしましょう。

 

 

・私ってどういうとき一番楽しそうにしている? / つまならなさそうにしている?

自分では気づかないわずかな態度の変化や仕草から、自分の苦手とすることや興味のないことが明らかになることもあります。

 

友人や家族だからこそ教えてもらえることなので、これも自己PRに活かしていくとよいでしょう。

 

 

・「どんな業界を目指しているの?どうしてその業界に行きたいの?」と質問してもらう。

漠然と「〇〇業界にいきたい…」そう思っている方も少なくないと思います。

 

しかし、そこには何か理由や背景となった出来事があるはずです。

 

面接官にこの質問をされるとなかなか答えづらいかもしれませんが、友人や気の知れた仲の人ならラフな気持ちで答えられるのでは。

 

そこで、自分がなぜその業界に行きたいのか、理由を見つけられると思います。

 

ここまで5つの質問例を紹介しましたが、大切なのは、友人や気の知れた人に「なぜ?」と自分の考えや意見を深掘りしてもらうことです。

 

ぽっと出た考えや意見でも、実は自身の過去の経験に深く結びついていることがあります。これを自分だけで掘り起こすのはなかなか難しいこと。

 

けれど親しい人となら、「過去にどんなことがあったか」思い出を話すときのようにスラスラと出てくるでしょう。

 

これをしっかりメモしておくことで、ESや面接につなげることができるのです。

 

他己分析は話すだけじゃなく、記録に残そう

友人と就活のことについて「なぜ?」「どうして?」「具体的にどんな経験から?」と話していると、ついつい話に集中してしまって、あとから「あれ、なんていってたっけ?」となりかねません。

 

せっかくの内容を忘れてしまうことを防ぎ、親しい人との就活に関する話から自分の新しい側面や掘り起こせていなかった経験を見つけるためのツールをご紹介します。

 

それはマインドマップです。

これは、ひとつの質問から自分の話したことやその理由を木の枝のように書いていくもので、具体的には以下の通りです。

 

 

(画像は一例です)

 

マインドマップはノートに直接手書きしてもいいですし、手書きよりもタイピングの方が早ければパソコンを使うのもいいでしょう。

 

パソコンなら、書き直す際にも便利です。

 

今回使用したのは「Xmind」という無料のソフトウェアです。

手軽に使えるので是非気になった方は試してみてくださいね。

 

(参考:Xmind)

 

マインドマップを作ったら、ひとつの質問から自分の答えた内容を分岐させていき「どうしてそう考えたのか」何度も深堀りしてみましょう。

 

これは他己分析を終えた後に、自分で考えるときにも役立ちます。

このように自分が話した内容を階層的に記録に残すことで、ESや面接でも自分の自己PRや志望動機を抜け漏れなく、しっかりと伝えることができます。

 

まとめ

「他人は自分を映す鏡」という言葉があります。

これは本来、自分の心の状態が相手の態度や仕草に映し出されるように現れること。

 

一方で、他己分析での「他人が自分に対して抱いている印象や思っていること」は、自分の日頃の行動や強み・弱みを映したものなのです。

 

「自分のことは自分が一番わかっている」という考え方もあるでしょう。

 

しかしさまざまな観点で自分を知るためにも、今回ご紹介した方法やツールを使って親しい人と他己分析をしてみてはいかがでしょうか。

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