内定辞退が言いにくい…上手に内定を辞退する方法6選
記事更新日 2024年08月21日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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突然ですが、複数企業から内定をもらった時、あなたならどう対応しますか?
たくさんエントリーする人であればなおさら、納得いく内定を取ってからの他企業への対応は、大きな悩みのひとつでしょう。
そこで今回は、「上手く」内定辞退をする方法について3つご紹介します!
内定辞退とは
まず、内定辞退とはどういう意味なのでしょうか。
内定辞退とは、主に
「就活生の個人的な理由で企業からもらった内定を取りやめること」
です。
少し紛らわしいのが「内定取り消し」という言葉。
ここで、内定取り消しについても少し説明します。
内定取り消しとは、主に
「企業から採用通知を受け取ったものの、企業側から一方的にその内定をなかったことにされること」
です。
内定辞退は「就活生から」、内定取り消しは「企業側から」行われることだとまず認識しましょう。
内定辞退について企業が考えること
さて、次は企業が内定辞退についてどう考えているかについて触れていきます。
内定辞退というと少し重い感じがしますが、企業側は実際どのように捉えているのでしょうか。
一定数の内定辞退は想定済み
企業側はあらかじめ内定辞退者が出ることを見越して、多めに内定を出している場合が多いです。
これは大学入試にも似ている点があると思います。
たとえば、皆さんの通っている大学の学部は定員ぴったりの学生数でしょうか。
おそらく、そのような学部は少ないと思います。
というのも、実際は合格した学生全員がその学部に入学するとは限らず、入学を辞退する学生も一定数存在するからです。
そのため、大学側もあらかじめ定員より多くの合格通知を出しています。
そう考えると「内定辞退≒入学辞退」ということになりますね。
内定辞退と聞くと「本当に良いのかな」と思うこともあるかもしれません。
しかし、企業側もはじめから頭に入っているので、そこまで気にする必要もないでしょう。
連絡なしはNG
ただ、いくら企業側が内定辞退を考慮して内定を出しているとはいえ、内定辞退の連絡を入れないのはNGです。
当たり前の話ですが、内定辞退の連絡がないと企業側は「あなたはこれから一緒に働いてくれるんだ」と考えます。
また、筆記テスト・書類選考・グループディスカッション・面接など、企業側はすでに多くのお金と時間を就活生につぎ込んでいます。
それらをすべて乗り越えた就活生には大きな期待を寄せているはずです。
しかし、そんな人が内定辞退の連絡もしてくれないとなったらどうなるでしょうか。
企業は落胆し、あなたの評価はもちろん大学の評価も必然的に下がる可能性があります。
先ほど書いたように、企業側はある程度の内定辞退を見込んでいます。
これから社会に出る一人前の大人として、誠実に内定辞退の連絡を入れましょう。
なるべく早めに伝えてほしい
企業側は内定辞退者が出ることを見込んでいるものの、早めに内定辞退の連絡をもらいたいという本音があります。
企業にはあらかじめ「採用計画」があります。
その採用計画を基にして新卒者の内定を出しています。
もし例年より内定辞退が多いことが早めに分かれば、企業はすぐに計画を練り直して新しい人を探すことができます。
しかし、内定辞退の連絡が遅れてしまうと、新しい人材を探すことが困難となり、企業側に迷惑をかけてしまうことになりかねません。
だからこそ、内定辞退の連絡は「早め」にしましょう。
内定辞退を上手く伝えるポイント
ただ、やはり内定辞退の連絡というものは気が乗らないものです。
内定を出してくれた企業に断りの連絡を入れづらい人も多いでしょう。
そして、「何を伝えればいいか分からない」と思う人もいるかもしれません。
そのために、ここからは内定辞退を上手く伝えるポイントを具体例と共にご紹介します!
これは、メール・電話どちらの方法でも使うことができます。
内定辞退に使える例文6選
ここからはより具体的に、例文を用いながら内定辞退を上手く行う方法についてご紹介します。
誠実な態度を伝える具体例3選
・「お世話になっております、新卒採用の選考を受けさせていただいております○○○○と申します」
・「この度は、内定のご連絡を頂きましてありがとうございます。熟考の結果、大変申し訳ありませんが、今回の内定を辞退させていただきたく存じます」
・「選考では何度もお時間を割いていただいたにもかかわらず、ご期待に沿えず誠に申し訳ありません」
まずはじめに、敬語はマストです。
そして、感謝の気持ちは必ず書くようにしましょう。
先ほども述べましたが、企業は就活生を採用するために莫大な時間とコストを費やしています。
そのことをしっかり頭に入れて、丁寧で感謝が伝わる言葉遣いを心がけましょう。
そのため、「他社のほうが給料が良い」「社員のレベルが違う」なんていうド直球な表現はまず避けたほうが良いです。
辞退の理由を準備しておく例3選
次に、先に辞退の理由を準備しておく、なんて技もあります。
もちろん、複数内定をもらうことが前提ですが、多くの企業にエントリーする方にはおすすめの方法です。
・志望度がより高い他社から内定を得た
「貴社から内定をいただいた後、同時期に選考があった別の企業からも内定をいただきました。時間をかけしっかりと考えたのですが、将来の自分のなりたい姿や社風を鑑み、その企業へ入社することにいたしました」
・志望業界が変わった
「貴社より内定をいただいた後、他業界の企業からも内定をいただきました。もともとはその業界への興味はそれほど大きくなかったものの、面接などの選考を経るうちに大きな関心を持つようになり、その業界のために貢献したいと考えるようになりました」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これからのシーズン、就活のペースを上げて多くの企業にエントリーする予定の方は特に、この記事を参考にしていただければ幸いです。
ここからさらに気を引き締めて行きましょう!!
それでは。
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