【ブラックリスト入り】超ホワイト企業33社を厳選!ブラック・ホワイトな業界のまとめ・見分け方を徹底解説

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記事更新日 2024年05月01日

26卒就活サマーインターンシップ就活免除

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
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「ホワイトなところで働きたい!」という意見が多く出ると思います。

 

就活ではよく耳にする、この「ブラック、ホワイトな業界」を、どのような基準で判断していますか?

 

実は、どこがブラック企業と考えるかは、何を基準にするかによってかなり結果が変わってきてしまいます。

 

たとえば、激務ならブラック企業という方がいたとします。

ですが、激務でも初年俸が600万円以上なら「ブラック企業……ブラックかな?」と考え直す人もいるはずです。

 

また、「激務」ならブラック企業だと考える方がいても、就活生によっては20時退社が激務と感じる人もいれば、「24時に帰れたら早い」なんて人もいます。

 

そこで、今回は統一した基準として「入社1年後の離職率」をブラック・ホワイトの判定に設定しました。

 

なぜなら、新卒で頑張って入社したのに、わずか1年以内で退職する会社では「労働時間、給与、人間関係」など、複数の条件が合わなかった可能性が高いからです。


 

そこで今回はその基準を入社1年以内の離職率に設定して、「ブラック・ホワイト業界」を紹介していきたいと思います。

 

 

ブラックリスト入り?ブラック企業が多い業界トップ3まとめ

 

 

早速、入社1年以内の離職率をもとにブラック業界ランキングを見ていきましょう。

データは厚生労働省 「産業別の離職と推移」や『四季報』から取得しました。


 

ブラックリスト入り!ブラック業界第3位 その他サービス業

 

「その他サービス業」の入社1年以内離職率は18.1%です。

その他のサービス業には人材業界・自動車整備業・廃棄物処理業などが含まれます。

 

人材業界の営業職は特にブラックなイメージがつくのではないでしょうか。

 

人材業界では「転職したい人」の悩みにこたえ、別の企業へその人を紹介します。

悩む人の相談に乗る時間は、その人が退社した後の夜が多く、遅くまで相談対応に追われることも多いようです。

 

激務に加え、転職人数のノルマがある会社が多いのも、人材業界の特徴。

 

「今年はノルマに対して転職者数が足りない」となれば、メールや電話で「昔、転職を検討されているとご連絡いただいた〇〇ですが、最近のご様子はいかがでしょうか」と営業をかけねばなりません。

 

また、転職後に「こんなはずじゃなかった! 聞かされた内容と転職後の実態が違う!」とクレームを受けることもしばしば。

 

利用者とのトラブルなどがストレスになって、離職する人が多いです。


 

ブラックリスト入り!ブラック業界第2位 娯楽業界

 

「娯楽業界」の入社1年以内離職率は22.1%です。

 

娯楽業界には映画館、劇場、ゴルフ場、遊園地、テーマパーク、ボウリング場、ゲームセンター、パチンコ店などのアミューズメント施設全般が含まれます。

 

この業界は店舗をオープンしている時間帯が長く、労働時間がとても長い傾向にあります。

 

体力と接客技術の両方が必要であり、体と精神のどちらにも影響が及びます。

 

そのため、社員にかかる負担はどんどん増えていきます。

これが負の連鎖を引き起こし、社員を退職に追い込んでしまうのです。

 

直近でも娯楽業界ではこんな労働問題がニュースになっていました。

 

ディズニー休園でキャスト「手取り月5万円、生活ムリ」

労働者に賃金24万円支払わず ゲームセンターを書類送検 長野労基署


 

ブラックリスト入り!ブラック業界第1位 飲食・宿泊業界

 

「飲食・宿泊業界」の入社1年以内離職率は圧倒の33.5%です。

2位の娯楽業界に圧倒的な差をつけてブラック業界ランキング第1位になった飲食・宿泊業ですが、離職するには様々な理由がありました。

 

・人間関係がうまくいかない

・キャリアアップが見込めない

・人事制度が気に入らない

・労働時間の割に給料が少ない

・接客業ならではのクレーム対応からくるストレス

 

離職の理由を挙げ始めたらキリがないですね……。

飲食店に関する労働問題も、定期的にニュースになっています。

 

労働者20人に賃金支払わず 飲食店経営会社を送検 新潟労基署

従業員57人に賃金不払い 飲食業を書類送検 鹿児島労基署

 

ただし、飲食・宿泊業界をブラックリストに入れて避けようとするのは、少し待ってください。

実は、この飲食・宿泊業界は、「選択肢の多い業界」でもあるのです。

 

飲食・宿泊業界での転職が多いのは「他に転職先があり、転職しやすい環境だから」とも言えます。

 

厚生労働省のデータでも、「入社する人数」「辞める人数」の両方で飲食・宿泊業がトップにランクイン。

 

転職をしようと思えばいくらでも転職できる業界なのです。

 

店舗によって労働条件が異なるので、自分にあった職場を探せるかがポイントになりますね。

 

ホワイトすぎて応募したい!ホワイト企業が多い業界トップ3まとめ

 

前の章では、ブラックな業界をまとめました。

この章では、ホワイトな業界を紹介していきたいと思います。

 

今回も入社1年以内の離職率をもとにランキングをつけていきます。

 

ホワイト企業が多い業界まとめランキング第3位 製造業

 

製造業の入社1年以内離職率は9.4%。

製造業は、材料もしくは部品を加工、組み立てした製品を製造して販売します。

 

みなさんが知っている日用品から、医療機器、重工機械、生活に身近な商品まで……すべてメーカー(製造業)です。

 

自動車メーカー、医療機器メーカー、食品メーカーなど、何を作っているかによって分類することができます。

 

製造業と聞くと、工場で働いているイメージがあるかもしれません。

しかし実際には、企画や研究、営業、生産管理など様々な職種があります。

 

ホワイト企業が多い業界まとめランキング第2位 複合サービス事業

 

複合サービス事業の入社1年以内離職率は9.3%。

複合サービス事業とは郵便局や協同組合(JA)のことです。

 

ですが以前、ゆうちょがブラックとして話題になりました。

「ブラック化」する郵政グループ ブラック企業による消費者被害の共通点とは

 

OpenWorkなどの口コミサイトも合わせてみると、どうやら営業職が突出してブラック化しやすい部署のようです。

 

複合サービス事業全体で見ても、1年目の離職率としては低いですが、3年後離職率がとても高いです。

 

就職を考える際には、この点も含めて検討すべきだと思います。

たとえば、日本郵便の3年後離職率は23.9%と高い数値が出ています。

 

ホワイト企業が多い業界まとめランキング第1位 建設業

 

ホワイト企業が多い業界としてトップに立ったのは、建設業。

入社1年以内離職率は9.2%です。

建設業とは建物を完成や道路の構築に携わる業界の事を指します。

 

日本では土木建築に関する工事で、その中にも沢山の技術や専門分野があります。

 

1年以内の離職率では建設業も低かったのですが、3年後離職率は高い結果となっています。

 

そんな建設業で懸念されているのは給料面です。

土木作業員や建築作業員と呼ばれる職種の平均年収は376万円。

 

一般的な会社員より低い年収だと思われがちですが、資格や免許を取得すると年収が上がります。

 

また、経験の長さも給料面で反映されます。

 

これが本当のホワイトリストだ!3年後離職率がほぼない会社33選のまとめ

 

では、本当にホワイトな会社はどこでしょうか。

『CSR企業総覧』をもとに探した「3年後離職率が0%」の会社をまとめました。

 

 

ちなみに、このデータの元になった『CSR企業総覧』は大学のメディアセンター(図書館)に入っていることが多い資料です。

ぜひ自分の大学でも探してみてください。

 

学歴に自信がない学生でもホワイト企業に入れる!今からできる対策

 

ここまで、ブラックな業界とホワイトな業界を紹介してきました。

 

ホワイト企業はきちんと調べられる学生なら、誰でもたどり着けるリストになっています。

そのため、応募者数も少なくありません。


 

この章では並んだ情報をもとに、どのような対策ができるのかを紹介していきたいと思います。

 

まずは、実際にその業界や企業の社員さんに話を聞きましょう。

 

選考やインターンへ参加して、社員さんに話を聞くこともできますし、OB・OG訪問を利用して社員さんに質問することもできます。

 

ネットで仕入れた情報だけでは、他の学生と差別化をすることができません。

OB訪問(OBG訪問)をする学生は、全体の16%だけです。

いかに実際のお話を聞く経験が、差別化に繋がるか伝わりますね。

 

単に「ホワイトだから」と応募するのでは、高学歴の学生、帰国子女、体育会の学生と比べられて落とされてしまいます。

 

志望度の差をつけるためにも、OBG訪問をしっかりとしましょう。

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