3月まで内定がなかった私が5月に本命に内定したたった3つの理由
記事更新日 2024年08月07日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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コロナ禍でのオンラインを使った就活も当たり前になってきましたね。
想定していたものとは大きく異なる採用選考の様子に、「早めに対策しなきゃ!」と焦る学生さんも多いかもしれません。
私も学生当時、「早めに対策し、できればインターンとかで内定がほしい!」と思っていました。
ですが、そんなよこしまな気持ちが神様にバレたのか。
結局、初めて内定がもらえたのは、就活をはじめてから9ヶ月後の3月でした。
今回はそんな私自身の経験・失敗を踏まえ、5月に志望企業から内定をもらえるまでの流れについて書いていきたいと思います!
早めに内定をもらうのって得なの?損なの?
「就活って何だろう?」
という段階の人でも聞いたことのある言葉、「内定」。
簡単に言うと、学生が採用面接などを受け、最終面接後に企業から「ウチにきてください」と入社への意思表示をし、双方が合意している状態を指します。
就活におけるいわば「ゴール」とも言えますね。
私が内定者だった当時、法的な契約書を交わしたわけでもなかったので、「本当に入社できるのか?!」と不安になっていました笑。
また、皆さんが就活中に「いいところまでは進んだけど、結局内定はもらえなかった…」と悔しい思いをすることも多いかと思います。
私も、最初は志望先企業の面接に進めただけで喜んでいたのが、就活が進むにつれて「また内定につながらなかった」とブルーになることもありました。
そんな内定ですが、早い段階でもらえることが本当に得なのでしょうか?
私自身とまわりの実体験をもとに、考察していきます!
早めに内定もらったほうが得な人とは。
結論から言うと、多くの人にとっては「早めに内定をもらったほうが得」です。
その理由は、主に以下の3つです。
①とにかく「どこかで働ける」という安心感が得られる
②安心感があることで余裕を持って就活を続けることができる
③他社に自分の実力や志望度を示すことができる
①とにかく「どこかで働ける」という安心感が得られる
これがけっこうバカにできない理由だなと、私は思っています。
就活というのは「応募→落ちる」を繰り返すことも多く、精神的に辛くなって病んでしまう人も少なくありません。
今はまだ余裕でも、まわりが内定をもらいはじめる時期に自分だけ内定をもらえていないと、やはり自信がなくなってしまうもの。
そんなとき、たとえ志望企業でなくとも、内定があるのは大きな安心材料になります。
「どうせ入社しないから」ではなく、「とりあえず1社は内定をもらっておこう」と考えるといいかもしれません。
②安心感があることで余裕を持って就活を続けることができる
これも先ほどの理由に近いですね。
今この記事を読みながら、「内定=就活終わりじゃないの?!」と思っている人もいるかもしれません。
ですが、いち企業から内定をもらったからといって、必ずしも就活を終える必要はありません。
むしろ「とりあえず入社できる企業がある」からこそ、あとは「行きたい企業だけ応募する」という選択肢を選ぶことも可能です。
就活で何十社も受けるのはとてもハード。
けれど、内定企業があればその企業をベースに「もしこの企業から内定をもらえたなら、今内定している企業とどちらを選ぶ?」と考え、受ける企業を絞ることもできます。
早めに内定をもらえたからこそできる特権でしょう。
③他社に自分の実力や志望度を示すことができる
就活も後半に差しかかるとよく耳にするのが、
「今、どこか他の企業の内定もってるの?」という質問です。
私の場合も、志望企業の最終面接で「〇〇に内定しているんだね。もしうちに内定したらどっち選ぶの?」と聞かれ、「御社です!」と即答して爆笑されました。
やはり企業側も、「今どきの学生は何社か内定をもらっている可能性がある」と思って採用選考に臨んでいます。
当たり前ですが、他社で評価されている学生は自社にとっても魅力的に映るもの。
他社の内定があることで「実力がある」と付加価値の印象を与えることができます。
他にも、同業他社から内定をもらっていれば「本当にこの業界に入りたいんだな!」と納得してもらいやすくなるはず。
その場合はきちんと「〇〇(既に内定をもらっている企業)と比べ、御社の〇〇な部分に魅力を感じ、応募いたしました」と伝えましょう。
「内定を出したらうちに入社してくれるだろうな」と、企業にとっての安心感につながります。
内定をはやくもらったほうが損な人ってどんな人?
先ほど「多くの人にとって、早めに内定をもらったほうが得です!」とお伝えしましたが、実は損になってしまう場合もあります。
それは以下の2パターンです。
①必要以上に良心が傷ついてしまう人
②1社から内定をもらった途端に就活の意欲がなくなってしまう人
①良心が必要以上に傷つく人
内定承諾後に辞退する場合、必ず人事にお断りの連絡をいれなければなりません。
企業によっては、メンターをつけて定期的に連絡をとらせるなど、内定後に辞退しにくいようなしくみができていることもあります。
実際に私の場合も、先輩の女性社員を何名か紹介され、丸の内の高級なお店でごちそうになったことがありました。
そんな風に関わりを持った後で断るなんて申し訳ない…と必要以上に悩んでしまう場合、あまり早めに内定をとることが決していいとは限らないでしょう。
また、企業によってはあの手この手で就活の継続を阻んでくる可能性もあり得ます。
「うまく交わす自信がない!」という人にとって、早期の内定獲得は得策ではないかもしれません。
②1社から内定をもらった途端に就活の意欲がなくなってしまう人
私のまわりにも多かったのがこのパターンです。
あまりに早い段階で内定をもらってしまうと、変に安心して「まあ、ここでいいか」と就活へのやる気がなくなってしまう場合があります。
本人がその企業への入社を納得しているのであればいいでしょう。
ただしそうでない場合、あとで後悔しないためにも就活を続け、何社か受けておいたほうがいいと思います。
私はなぜ初めての内定まで9ヶ月かかったのか。その原因とは。
ここまで、「内定は早く獲得したほうがお得!」というお話をしてきました。
ではなぜそんな私が初内定まで9ヶ月かかったのか…。
主な原因は以下の3つです。
①就活のお作法を知らなかったから
②内定直結インターンなどあまり意識してなかったから
③内定が難しい企業ばかり受けていたから
①就活のお作法を知らなかったから
忘れもしない大学3年の12月。
私は、とある外資系企業のインターンに参加していました。
トントン拍子で優遇をもらい、最終面接に臨んだのですが、そこで私は絶対やってはいけないことをしてしまったのです。
最終面接で「うちから内定が出たらこの後どうするの?」と聞かれ、まだ就活のお作法を知らなかった私は「〇〇業界(おそらく例年内定者が流れている別業界)を受けます!」とバカ正直に答えてしまいました…。
曇る面接担当者の顔…。
そこで「もう就活を終わろうと思っています!」と答えていれば、結果は違ったかもしれません。
採用担当者の立場で考えてみると、辞退することが前提の学生に内定をあげたくないですよね。
ここできちんと就活のお作法を知っておけばよかったな、と痛感させられました。
②内定直結インターンなどあまり意識してなかったから
これは夏の段階の話ですが、ずっと行きたいと思っていた某企業の1dayインターンに参加することができました。
喜んで参加したものの、いざふたを開けてみると、なんと一度1dayインターンに参加した職種では、5daysのインターンに応募できなかったのです。
正直、一番内定に直結していたのは、冬の5daysインターンで…。
特に内定など意識せずに応募したため、撃沈してしまいました。
インターンに関してもう少し戦略的に応募・参加していれば、早期に内定をもらえたかもしれないな、と思うばかりです。
③内定が難しい企業ばかり受けていたから
これが、私が内定獲得までに9か月かかった一番大きな要因かもしれません。
当時の私が受けていた企業の採用人数は、おおむね10人前後。
多くても30人程度の定員しかないような難関企業ばかりを狙っていました。
いくら志望度が高いとはいえ、倍率が100倍を超えるような企業ばかり受けていたら、受かるものも受からないですよね。
まずは「内定をもらう」というゴールをおいて、早めに内定をもらっていたらもっと精神的に楽だったな、と思います。
そんな私が5月に本命企業から内定ゲット!その理由とは?
そんな失敗だらけの私。
なぜ、5月の段階で本命企業から内定をもらうことができたのでしょうか。
それは、たった3つの理由です。
①自分に向いている企業を受けるようになったから
②まずは1社からの内定獲得をゴールにしたから
③人は人、自分は自分と思えるようになったから
①自分に向いている企業を受けるようになったから
就活を進める中で自己分析も進み、次第に自分の強みも見えてくるものです。
それまでの就活や人生の中で、「君みたいな人は〇〇に向いてそうだよね」という他者からの評価に耳を傾けることにしました。
そのアドバイスをもとに、自分に向いてそうな業界を受けた結果、3月に1社から無事内定をもらうことができました。
②まずは1社からの内定獲得をゴールにしたから
上記と重なる部分もありますが、まずは自分が入りたい企業を受けるだけの就活から「1社内定をもらう就活」にシフトチェンジしました。
また、12月の苦い思い出から就活のお作法をしっかりと学び、最終面接に臨むようになりました。
自分の中でのブレがなくなったことで、うまく就活を進められるようになったと思います。
③人は人、自分は自分と思えるようになったから
無事に内定をもらったあとは、「自分の何かが悪くて落ちている」という感覚から「企業もそれぞれほしい人材が違うから、ご縁がなかったんだろうな」と、前向きに結果を受け入れられるようになりました。
そのマインドで本命企業を受けていたので、「もし落ちたとしても私に合わなかっただけ」と落ち着いて素で選考に臨むことができました。
その結果内定をいただけたので、「本当に合う企業に入社できた」という満足感を得られたのです。
最後に
内定獲得のためには、実力以上に戦略が必要になってきます。
皆さん。
私のしくじりをうまく活かし、早期内定に向けて頑張ってください!
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この記事内容の著者
- ジョブトラ編集部
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