憧れの出版社 編集者として就職するための秘訣とは

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記事更新日 2023年03月10日

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この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
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憧れの仕事!出版社の業務とは

出版社での主な業務といえば、やはりひな形ともされる編集者の仕事ですよね。出版社と聞くとイメージする人も多いのではないでしょうか。
そこで、書籍の作成に携わる編集者はどのような仕事をしているのかをまとめてみました。編集者とは一言でいうと、書籍や雑誌、漫画などの企画から制作までを担う仕事です。具体的にはまず企画立案から行います。そしてその企画を実現するために予算どりをします。予算どりでは仕事を依頼する人や、リリースまで費用がどれぐらいかかるのかなどを加味して組み立てていきます。予算が確定したら次に取材を行います。取材内容をもとに記事を制作、編集、デザインをしていきます。出来上がった原稿を印刷所に渡して印刷の工程に入ります。そしてその後は出来上がった印刷物を売るためのプロモーションをしていくという流れになります。華やかで優雅なイメージの強いイメージがありますが、実際はデスクワークが多い仕事です。
また近年デジタル化が進み、紙の出版の市場は縮小傾向になっています。実際に歴史ある雑誌が廃刊になることも増えてきています。しかし電子書籍という新しい分野も広がっており、読者が望む
ものを生み出していくやりがいのある仕事です。

超難関!出版社の倍率

出版社に入社したいと思いいろいろと調べると必ず出てくる情報があります。それは出版社の倍率の高さです。世の中には様々な業界がありますが、出版社は超難関と言われています。その理由は募集枠が少ないのに対して、応募者が多すぎることが原因です。もともと出版社の社員数は大手でも1000名程度で、新卒の採用数も少ないです。企業にもよりますが数名~数十名程度の採用数です。これだけでもかなり狭き門だということはご理解いただけるかと思います。
では実際の出版社の倍率を見てみましょう。
講談社の公式サイトによると講談社は2,513人応募して、そのうち23人内定と約109倍です。その他、『マスコミ就職読本2018 (2巻 新聞・出版篇)』調べによると、新潮社は約451倍もの倍率です。その内訳は応募者1,352人に対してわずか内定は3人です。文藝春秋の倍率はは約130倍、応募者652人で内定が5人という結果でした。
この数字から見てもいかに狭き門かということがお分かりいただけるかと思います。2018年卒の大卒求人倍率は1.78倍というのがリクルートワークス調べによって出ているので、その数字と比較するまでもなくかなり高いのが特徴です。

出版社が人気を集める理由とは

では、なぜこんなにも出版社は人気があるのでしょうか。

1.世に出す本に携われる
そもそも出版社に入社したいと思う人のなかには、「本が好き」という方がかなり多いです。本の企画から制作、出版まで関わることができ、実際に店頭に並んだ状態を見ることを目標に出版社への就職を希望する方がいます。また売れる本を企画したいや、以前から購読していた雑誌の制作に関わりたいという方もいたりと、身近な分イメージが湧きやすいのが要因です。

2.コンテンツが多数ある
出版社は本だけに限らず、雑誌、映画、いまや電子書籍など様々なコンテンツがあります。ひとつのコンテンツだけではないのが出版社の魅力のひとつになっています。それぞれの得意分野も活かしやすく、好きなことを仕事にしやすそうなのが人気の理由です。

3.平均年収が比較的高い
今や日本の平均年収は400万円代と言われている中で、出版社の平均年収は大手を含めて550万~600万ぐらいになります。大手企業の場合は1000万を越えるケースもあり、好きを仕事にしながら高収入が得られる仕事です。その分残業も多いようですがやりがいをもって働く人がたくさんいるのが特徴です。

出版社に就職するには?

狭き門とはいえ、どうしても出版社で働きたいという方はどうしたら入社できるのでしょうか。出版社に入る際に必要とされる能力を3つ紹介します。

1.幅広い情報収集力
出版社ではさまざまなコンテンツを発信します。普段からちょっとした情報を拾い集めることができるかどうは大切な能力です。情報収集はアンテナをいろいろなところにはっておく必要がありますし、より多くの情報源を持っていることが幅を生み出します。トレンドへの意識や常に最新のものに興味を持つ好奇心旺盛な人が向いています。

2.小論文や作文が得意
出版社のエントリーシートは文章問題がとても多いのが特徴です。そのため文章を書くことや、情報がきちんと伝わるように論理的に説明する能力が必要となります。入社後に実際に文章を書くのはライターさんですが、アウトラインを編集担当が作ることが多いです。学力として正しい日本語を活用できるのも大事ですが、相手に伝わる表現力も必要となります。

3.企画や制作経験
学生時代に企画や制作の経験があると有利です。出版社ではクリエイティブが仕事が求められます。文化祭での動画制作や舞台での脚本制作など、なにかしら経験をしていると、入社後も活躍できそうな人材となりやすいです。

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