「その自己分析どれだけ自信持てる?」大学と高校だけは甘い!?

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記事更新日 2023年10月13日

26卒就活サマーインターンシップ就活免除

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

【もくじ】

1.はじめに

2.自分を知るためのストーリー①
~出生時~

3.自分を知るためのストーリー②
~両親~

4.自分を知るためのストーリー③
~幼少期~

5.自分を知るためのストーリー④
~小学校~

6.自分を知るためのストーリー⑤
~中学校~

7.おまけ【自分を知るためのストーリー⑥】
~恋愛観~

8.おわりに

【はじめに】

自分自身の性格や特徴について深く考える「自己分析」。

就活を始めるときに
「まずは自己分析」
と言われますが、
「どうやって自己分析をすればいいのか?」
と思う学生も多いと思います。

自己分析の目的は、現在の自分を客観的に理解することにあります。

それなのになぜ、過去の自分を振り返らなければならないのでしょうか。
それは今のあなたは、過去のあなたによって作られているからです。
全ての結果には原因があります。

今の自分(結果)を完全に理解するためには、
過去の自分(原因)を分析しなければいけません。


そのためにあなたの出生から中学校まで考える必要があると思います。
なぜなら、あなたの性格は既にそこまでで決まっている可能性があるからです。

何を振り返ればいいのか、このコラムでまとめます。

【自分を知るストーリー①】~出生時~

<あなたが生まれたときの環境>
あなたはどういう環境で生まれたのでしょうか。生まれたのがどんな日だったのか、今あなたがいるのはその日始まりです。社会で何が起こっていたのか、流行は何があったのかン窓、ぜひ両親に聞いてみましょう。

<あなたの名前の由来>
名前は自分自身を表す最も大事なものです。その名前の好きなところ、嫌いなところ様々でしょうが、そう思ったエピソードは何でしょうか?両親がつけてくれたわけですので、何か願いや希望があってつけたのでしょう。その通りに生きていますか?
他にも、名前は人生に多大な影響を与えます。

<あなたの出身地の環境>
まず出身地を記載して、その地域に対する自分の思いを書き出してみましょう。人間は育った環境に影響をうけますし、環境によって影響したことは人それぞれ違うでしょう。どんな影響を受けたのかまで考えてみましょう。
 

【自分を知るストーリー②】~両親~

<両親の仕事>
両親の仕事や、両親の仕事に対する考え方を聞いてみてください。両親の仕事は子供の考え方や価値観に大きく影響を与えています。統計的にも医者の子は医者になる確率が、サラリーマンの子供はサラリーマンになる確率が高いです。
逆に子供に同じような仕事をさせたくないという両親もいます。

<両親の教育姿勢>
両親の教育姿勢を知りましょう。たとえば、「スパルタ教育」や「放任主義」などです。両親の経験から教育姿勢は変わってきます。教育姿勢で子供に与える影響は非常に大きいです。

<両親の夢>
両親の夢を知っていますか?叶っているでしょうか?両親が叶えられなかった夢があるのならば、子どもに叶えて欲しいと考えることもあります。また、「自分が苦労するのは自分だけで十分」と正反対の夢を歩ませたい両親もいます。

<両親に直接感じた思い>
両親から学んだことやな両親との楽しかった思い出、感謝している思い出、逆に、悲しかった思い出、怒られた思い出、許せない思い出などはありますか?
怒られた思い出は些細なことから多くあると思います。その中でも一番印象に残っている怒られた思い出は何でしょうか?その思い出から何をかなびましたか?
また、頻繁に怒られたものは何でしょうか?
その親にとってそれが絶対譲れない価値観です。両親の価値観を知るためにも頻繁に怒られたことをよく思い出してください。

<両親に対する思い>
具体的には両親の好きなところや嫌いなところです。なぜ好きなのか、なぜ嫌いなのか、その理由が自分の価値観であり、大切な自分の考えです。
 

【自分を知るストーリー③】~幼少期~

<自分が生まれたときの両親の感想>
あなたが生まれたときに両親がどう思ったのか聞いてみましょう。多くの人の場合は、両親から「あなたが生まれてきて本当に良かった」という感想が聞けるはずです。自分が生まれたことを全肯定してくれる人がいる、それだけで自分が生きる価値に値します。

しかし、悲しくも、「あんたなんか生まれてこなければよかった」と言われる人もいるでしょう。非常に悲しいことだと思いますが、そんな環境でもあなたはまっとうに上を向いて就活に励んでいるわけです。悲しい境遇の中、自分自身で考えてここまで来たことはそれだけで素晴らしいことなので自信を持っていいことだと思います。

<幼少期の家や暮らしの様子>
幼少期にどのような家に住んで、どのように暮らしましたか?
柱の傷や、何かを隠したりした場所であるとか、かくれんぼをしたことなどです。そこからどんどん繋げて幼少期の色々なことを思い出してください。そして、それが自分にどんな影響を与えたのでしょうか。

<近所の幼馴染との関係>
幼馴染との思い出も自分を形成してきた一つです。幼少期は好きな人としか関わらないっでしょうし、好きなことしかやらないですよね?それらを思い出すことで自分が本当に好きだったことがわかる場合があります。幼馴染と連絡を取れるならぜひ思い出話をしてみてください。

【自分を知るストーリー④】~小学校~

<先生の思い出>
小学校のころ、好きな先生、嫌いな先生とそれぞれいたと思います。
また、影響を受けた先生もいると思います。なぜそう思ったのか、エピソードを思い出して理由をはっきりさせましょう。

<どんな生徒だったか>
小学生の頃、どんな生徒でしたか。客観的な大人の意見として、「通信簿」があります。
自分が思っている自分と、通信簿に書いてある大人の客観的な視点から見た自分のギャップをチェックしてみてください。
また、小学校では点数の競争などはないので、純粋にどんな教科が好きだったのか、どんな遊びが好きだったのかを把握しましょう。小学校の頃までは自分が好きな事しかやりません。得意・不得意という軸はあまり関係がないのです。好き・嫌いの軸で色々なことを思い出してみてください。

<何かに夢中になったことはあるか>
子どもは夢中になると注意するまでやり続けます。
単純にその行いが好きだからです。小学校の時に夢中になったことは今も自然と受け入れられるのではないでしょうか。

<尊敬していた人物(なりたい人物)>
当時のあなたは尊敬していた人物はいましたか?なにも現実の世界でなくても問題ありません。例えば、ワンピースやナルト、ドラえもんといったアニメのキャラクターが出てきても構いません。なぜ尊敬していたのか、その理由は何ですか?
 

【自分を知るストーリー⑤】~中学校~

<親友との思い出>
親友との思い出を思い出しましょう。中学校からは同志という存在が現れていませんか?小学校までの友人は好き同士の仲間ですが、中学校からは部活や体育祭、文化祭などで同じ目標を達成する同志という存在が出てきます。また、同志には好きな人、嫌いな人がいたかもしれませんが目標に向かうためには我慢が必要だったのではないでしょうか。あなたの振る舞いはどうでしたか?

<先輩・後輩との思い出>
中学校では初めて後輩・先輩が出てきます。あなたは上下関係のある人間関係を、どのように育んできましたか。上下関係に適合することができたでしょうか。それとも慣れることができず苦労したのでしょうか。

<得意な教科・苦手な教科>
中学校からは点数で評価されます。自分の立ち位置がはっきりと数字で表れてしまいます。好き嫌いだけで教科を判断できません。むしろ得意・不得意といった点で教科についての思い出を記載してください。そこで自分がどう考えて行動したのでしょうか。

<小学校と比較して>
小学校と比べると何が変化しましたか?小学校と中学校って結かなりギャップが大きいです。ここではあなたの環境への適応力・対応力が分かります。成績だとか、上下関係だとか、敬語だとか、小学校から中学校の間にはかなり大きな変化があります。環境の変化へ、あなたはどうやって適応したのかを記載してください。

<競争社会の生き抜き方>
日本人は中学校になると成果を問われます。勉強での成果や部活での成果などです。例外の人こそいますが小学校までは基本的には競争社会ではないですよね。好きなことをやっていれば良かったのです。しかし、中学校からあなたは競争社会に投げ込まれて、成果を出すことを社会から求められるのです。

この社会と直面して「どういう成果を出したのか」「どういう失敗をしたのか」「どういう後悔をしているのか」という思い出を書き出しましょう。

<高校受験>
ここは高校受験でのエピソードはもちろん、高校を選んだ基準をはっきりさせましょう。
重要なポイントは、「実際に入学した高校」を選んだ基準ではなく、「第一志望の高校」を選んだ基準を記載することです。なぜかというと、第一志望の高校を選んだ基準というのは、みなさんが中学3年生の頃に、精一杯考えた社会に対する価値観だからです。

具体的には「私は野球が好きだ。野球選手になりたいから甲子園に出場できそうな高校に行く」「私は一生安泰に暮らしたい。そのためには有名大学に行く必要があるから、進学校に行く」といったものです。当時の自分の価値観を通じて「この高校がいい」と決めているのです。よく思い出してみましょう。

おまけ【自分を知るストーリー⑥】~恋愛観~

<どのような人が好きなのか>
恋愛は人間の生理的・本能的な欲求の現れなので、その人の人間性が非常に出やすいです。あなたの恋人を選ぶ基準を重点的に思い出してください。例えば、アクセサリー感覚で恋人を選ぶ人っていますよね。そういう人は就活においても、やはりブランドの高い大企業を志望するケースが多いです。他にも、見た目の面で周囲の視線を気にする人もブランド力のある企業を選択します。

<どのような恋愛がしたいのか>
あなたはどんな恋愛をしたいですか?
運命的な出会いですか?何十年も同じ人と恋愛していたいですか?
年齢によっても変わることだと思いますが、「この恋愛いいな」と思ったことがあれば書き出しましょう。なぜそう思ったのかを思い出し、就活にも当てはめたら何かが見えるかもしれません。

出会いや別れ、辛かった思い出>
過去の恋愛を振り返ってみてください。どんな出会いをして付き合うことになりましたか?どちらからアプローチをしましたか?恋愛は楽しいことも多いですが、辛いことも多いです。なぜその辛さを味わうことになったのか、また、何が辛かったのか。その辛さをどう乗り越えていけたかまでエピソードをまとめてみましょう。あなたが時間を共にする人や組織の特徴が見えてくるのではないでしょうか。

【おわりに】

いかがでしたか?
自己形成は中学校までで意外と土台ができていたのではないでしょうか。
多くの経験から事実に対してどんな感情がわき、自分にどう影響して判断してきたのか、
これをまとめることで自分の価値観がはっきりします。

途中で変化はもちろんあります。
では、なぜその変化が起こったのか。
きっと大きな外部からの影響があったはずです。
それは人かもしれないし本かテレビかインターネットかもしれません。
その変化の原因と向き合いましょう。

このように高校・大学と繋げていくと自分の選択の軸が定まってくるはずです。
高校からは中学時代よりもさらに社会に近い存在になります。
そんな中、高校時代に自分がささげたもの、
それが部活でも勉強でも文化祭などのイベントでもいいですが、
その時の目標だったことははっきりさせておきましょう。

また、大学受験は高校3年生時のあなたが精一杯考えた社会に対する価値観であり、
就職活動は大学3年生のあなたが精一杯考えたはずの社会に対する価値観です。
その機銃んが似ているのなら、あなたの就活の軸はまさにその価値観です。
社会への価値観が変わった人もいると思います。
なぜ変わったのか。
それはあなたの成長によるものなのか、また伸び悩んでいる結果なのかはっきりさせ、
そのエピソードをまとめて今の価値観への絶対的な意思を持ちましょう。そうすれば自信を持って今の自分の価値観が言えるはずです。

それでは、皆さんの自己分析が成功し、
自分のことを自信を持って話せるようになることを祈っています。

 
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この記事内容の著者

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