特別な経験がなくてもリーダーシップを示せる!?リーダーシップとは
記事更新日 2024年08月21日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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こんにちは。
秋冬のインターンがはじまり、そろそろ本選考のES(エントリーシート)提出や面接へと進んでくる頃ではないでしょうか。
そんな中、
「自分はサークル内でリーダーになったことはないし…」
「部活に所属していたけれど、マネージャーだから人を率いるリーダーシップなんて書けないな…」
こんな風に思っていませんか?
もし当てはまるのであれば、今回の内容が参考になると思いますのでぜひご一読くださいね。
リーダーシップとは
そもそもリーダーシップとは何でしょうか。
Wikipediaによると、以下の通りです。
「リーダーシップ(英語: leadership)とは、指導者としての資質・能力・力量・統率力」
(引用:Wikipedia|リーダーシップ)
就活でも同じ意味なのでしょうか。
皆さんも少しだけ「自分が考えるリーダーシップ」について考えてみてください。
就職活動は、企業側の立場から見れば「自社に入って欲しい人を見極める場」です。
求職者全員に「指導者としての統率力」を求めるでしょうか…?
就職活動の中で、「あなたがリーダーシップを発揮した経験を教えてください」などと聞かれる場合。
その多くは「どうやってチームを統率したのか」を聞きたいのではなく、「どうやってチームに貢献したのか」を聞きたいのです。
もちろん、ここで聞かれているリーダーシップには「チームを統率する」という意味合いは含まれています。
しかし、チームメンバー全員がリーダー気質で、全員が全員「こっちについてこい!」派だったらチームはうまく機能するでしょうか。
なかなかうまくチームが機能しないことが目に見えていますよね。
ここで大事なのは、
「就活で聞かれるリーダーシップとは、チームを牽引することだけではない」
ということです。
世の中にはフォロワーシップという言葉がありますが、これはリーダーのもとに、フォロワーが自発的に物事を考えてチームに貢献することを指しています。
就活におけるリーダーシップ経験には、このフォロワーシップに基づく「自発的に動いた経験」も含まれるというのが肝です。
自分がリーダーでなくても、以下のような活動であれば、就活で聞かれるリーダーシップ経験に落とし込むことができます。
1.自分で(自発的に)考えて動いた
2.周りの人を巻き込んだ
3.何かしらの成果が出た
あなたのリーダーシップ経験〜具体例〜
ここでは実際に、活動別でのリーダーシップ経験の例をあげてみたいと思います。
部長やサークル長でなくともリーダーシップを発揮できる経験は多くあり、気づかないうちに行っている場合もあります。
「自分はどうだったかな?」と振り返りながらチェックしてみてくださいね。
交換留学プログラムでのリーダーシップ経験例
私のリーダーシップ経験は、チーム間での異なる意見や考え方の違いをまとめ、チーム発表の成功に寄与したことだ。
プログラムは自国の文化的魅力についてプレゼンテーションするというものだったが、考えの齟齬ややる気の格差によって衝突が起こっていた。
私は一人ひとりの意見を真摯に聞くことが大切だと考え、相手の意見を否定せずに尊重し、最後まで聞くことを心がけた。
また、発表までの問題点や課題を自分を通して共有し、チームを取り持つ役となったことで、結果的にチームメンバー全員が発表に対して責任と目的意識を持ち、チーム全体で1つのプレゼンテーションを作り上げることができた。(277文字)
ここではチームが分裂しそうになったとき、自身がチームの架け橋となってメンバーそれぞれを尊重し、チームの成果を最大化することに寄与したエピソードが書かれています。
決して自分がチームリーダーでなくても、メインのプレゼンテーターではなくても、チームに貢献できているというのがよくわかる一例です。
部活動のマネージャーのリーダーシップ経験例
私のリーダーシップ経験は、XXX部のマネージャーとして部員のやる気を最大限まで引き出したことです。
XXXという競技では、体力や戦略性はもちろん、長期間のトレーニングも必要です。
そのため、モチベーション維持が最も重要だと考えました。そこでトレーニング記録をスコア化し、部員同士で競争可能な状態にしました。
また、競争するだけではなく部活の日誌などをうまく活用しました。
個々人の思いや練習の中で考えていたことなどをマネージャー経由で集め、週に一回まとめて部員に伝達することで、競争意識だけでなく仲間意識を作り、中長期的なモチベーションの維持につなげました。
これにより、施策施行から半年後に行われた全国大会では過去最高順位の3位をチームで達成することができました。(324文字)
「プレイヤーではないけれどチームの一員」というマネージャーならではの難しい立ち位置にもかかわらず、チームの成果に向けて自分で考え、自分の持ち味でメンバー同士をつなげて環境を作ることにうまく生かしているエピソードです。
マネージャーの皆さんも、普段の活動で同じようなことを行っているのではないでしょうか。
結局リーダーシップって?
ここまでみてみると、冒頭でお伝えしたように、リーダーシップとはリーダーだけのものではないことがよくわかると思います。
チームのために自分で考え、動き、成果につながったことなら、何でもリーダーシップとしてESや面接といった就活の場で伝えることができるでしょう。
「自分はサー長じゃないしな…」
「プレイヤーとして試合しているわけでもないし…」
と悩んでいる方。
是非もう一度自身がやってきた活動の中で、自主的に何か考えて動いたことを探してみてくださいね。
きっと見つかるはずです!
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