これさえ読めば大丈夫!面接の頻出問題10選と回答例
記事更新日 2024年07月19日
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- ジョブトラ編集部
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こんにちは。就活記事の執筆を担当しております、りょーじんです。
就職活動を進めるにあたり、必要不可欠なのが「面接対策」。
せっかく書類選考を突破して面接まで進めたのに、面接が突破できない……というケース、意外と多いのではないでしょうか。
面接では事前準備が非常に重要です。
面接で聞かれる項目は大抵あらかじめ想定できるものも多くあります。
「どのようなことを聞かれ、それに対してどのように答えるか」準備しておきましょう。
今回は、面接の頻出問題10選とその回答例についてご紹介します。
しっかりと事前準備をして万全の態勢で面接を迎え、面接突破を勝ち取れるよう進めてきましょう。
回答のポイント
面接を突破するために必要なことは、大きく分けて2つあります。
1つ目は質問の意図を理解することです。
面接官はその人が企業で活躍できるかどうかを見極めるために質問し、その可否を判断します。
したがって、回答する前に「面接官は何を知りたいのか」を考えることが重要です。
2つ目は聞かれた質問に対して、<結論+具体例>の形で話すことです。
自分の過去の経験と紐づけた具体例を示すことで、説得力を持たせることができます。
抽象的な答えに終始すると、どうしても説得力に欠けてしまいがち。
ただし、聞かれていないことまで話して冗長になってしまわないよう注意が必要です。
面接頻出問題10選とその回答例
1.自己紹介をしてください
自己紹介は面接の最初に行われることが非常に多いです。
本人確認やアイスブレイクのために行われることが多く、簡潔に「名前・大学名・学部・大学時代に取り組んでいたこと」を述べられるよう準備しておきましょう。
(例)
◯◯大学▢▢学部△学科3年の~~と申します。
大学では体育会のサッカー部に所属し副主将を務め、全国大会出場に貢献しました。
本日はよろしくお願いいたします。
2.志望動機を教えてください
自分がなぜその企業に入社したいのか、入社してどのような活躍をしたいのかしっかり伝えられるようにしましょう。
実際の原体験などを含めて説明できると、更に説得力が増します。
(例)
社会から信頼される最高のパートナーとして企業発展に貢献するため御社を志望します。
アルバイトでの塾講師経験から、自らの知識を活かして他者の成長を後押しすることに大きなやりがいを感じました。
また、多様な人材と信頼関係を築く能力を自身の強みのひとつと認識しています。
コンサルティング業務においても、様々なクライアントと信頼関係を築くことが重要と考えています。
それらの共通性や社会的意義から、コンサルティング業務こそ自らが活躍できる場だと感じ、御社を強く志望するに至りました。
3.学生時代に頑張ったことを教えてください
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は、結果より過程が重要視されます。
必ずしも、全国大会出場や留学などの大きなことを書く必要はありません。
また「起承転結」で文章を書くことにより、わかりやすい文章を心がけましょう。
(例)
アルバイト先のカフェの売上を20%増加させたことです。
私が働いていたカフェでは、周囲に多くの競合が存在し、年々売上が低下していました。
既存のお客様を注意深く観察したところ、多くの学生や社会人の方が作業用スペースとして活用しているケースが多いと分かりました。
そこで該当のお客様が更に増えるよう座席の配置変更を提案し、書類やパソコンを使用しやすいような環境を整備しました。
結果として来店客が増え、年間売上の20%アップに貢献できました。
4.自己PRをしてください
自分のどのような強みを持ち、その強みを使ってどのように入社後の企業で活躍できるかをイメージしてもらえるように説明しましょう。
(例)
私は「物事を最後までやり抜くことができる」人間です。
小学校からサッカーをはじめ、現在も体育会のサッカー部に所属しています。
ときには試合に出られない時期もありました。
しかし毎日継続して練習を続け、最終的にはレギュラーとして全国大会出場に貢献しました。
5.強みを教えてください
強みに関する質問では、この人が当該企業で働く際にどのような強みを活かし、会社で活躍できるのかについて確認するため質問しています。
(例)
私の強みは協調性です。
どんな人とでもすぐに打ち解け、仲良く接することができます。
実際にフィリピンで知り合った現地の人とすぐに仲良くなり、彼らと一緒にアメリカ旅行へ行ったことがあります。
6.弱みを教えてください
弱みに関する質問では、単に面接官がその人の弱点を知りたいのではなく、その人が自分自身の弱みをきちんと理解しているか、それを改善・行動に移すことができているかを知ろうとしています。
自己認知能力や自己解決力をしっかりとアピールできるようにしましょう。
(例)
私の弱みは完璧主義なところです。
物事にこだわりすぎ、それが裏目に出てしまうことがあります。
実際にサッカーの練習をしすぎた結果、疲労骨折をしてしまったことがありました。
それからは周囲の意見も取り入れつつ、物事に応じて柔軟な行動を取れるように心がけています。
7.挫折経験はありますか?
純粋に挫折した経験だけでなく、それにどう向き合ったのか、何を学び次につなげていったのかまでしっかりと答えられるようにしましょう。
(例)
大学受験に失敗して浪人をした経験です。
現役時代は闇雲に目的もなく勉強を続けていた結果、すべての志望大学に落ちました。
浪人後は、目的意識を持って計画的に時間配分することで効率的に学習でき、最終的に第1志望の大学に合格することができました。
8.周囲からどのような人だと言われますか?
周囲から見られている自分と自分が認識している自分に相違がないか確認する際に質問されます。
明らかにもの静かな印象なのに「熱意がありリーダーシップがあります」と発言しても、何の説得力もないので気をつけましょう。
(例)
まわりからは「熱意があり物事に真摯に取り組むことができる人だ」とよくいわれます。
これまで多くの組織でリーダーの役割を務め、ビジョンを明確にしそれに向かって行動することで周囲を引っ張ってきました。
今後は周囲の意見をくみ取りながら行動できるリーダーを目指しています。
9.尊敬できる人はいますか?
面接官は、「しっかりと自己分析ができているか」「その人がどのような将来像を描いているのか」を知ろうとしています。
なぜその人を尊敬しているのか、それを踏まえてどのようなことを心がけて行動しているのかを理解できるようにしましょう。
(例)
高校時代のサッカー部の恩師です。
大きな怪我をして試合に出場できず落ち込んでる自分に対し、決して見放すことなく親身に相談に乗ってくれました。
自分も将来、相手の気持ちを理解できるような社会人になりたいと考えています。
10.企業選びの軸を教えてください
企業と学生の間でのミスマッチを防ぐため、よく質問される項目です。
企業選びの軸は、必ずその企業に合った回答をしましょう。
(例)
就活の軸は大きく分けて3つあります。
1つ目は社会に大きな影響を与えることができるかです。
2つ目は海外で働ける環境があるかです。
3つめは自分が活躍できるようなフィールドで働けるかです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
面接の通過率は、「事前準備をしたかどうか」によって大きく変わります。
面接で話すことを丸暗記するのはよくありませんが、しっかりと「話す内容」を頭に入れておき、万全の態勢で面接に臨みましょう。
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この記事内容の著者
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