就活はいつから始めるとベスト?経験者が語る理想的な就活スケジュール
記事更新日 2024年03月04日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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最近Twitterを見ていると、23卒、24卒の文字がちらほら見えるようになってきました。
まだまだ21卒、22卒が頑張る中、スタートダッシュの早い後輩たちがいることに危機感を覚えます。
今回は、そんな23、24卒の学生がいつから就活を始めれば納得内定できるのか、20卒、21卒などを中心にアンケート、ヒアリングを行い検証していきたいと思います。
アンケート結果概要
145人のアンケート結果をご紹介していきます。
まずは、この図をご覧ください。
これは、就活を始めた時期について質問した結果です。
このグラフを見ても分かるように、全体の95%が大学3年生の間に就活を始めています。
最も割合が大きいのは、大学3年の6~7月と、サマーインターンの時期。
そして夏休み終了までに就活を始める人が全体の50%以上と、多くの学生がこの時期に始めていますね。
では、この時期は適切なのでしょうか。
今回はこの開始時期と共に、その時期が適切であったかを問いました。
全体の60%が就活を開始した時期対し適当であったと回答していた一方で、31%に当たる45人が始めた時期は遅かったと回答しました。
大学4年生になってから始めた人は、全員が遅かったと回答しています。
一方で、遅かったと回答したそれ以外の人に関しては時期がばらばらできた。
一体いつ就活を始めれば、後悔の少ない就職活動が過ごせるのでしょうか。
ヒアリング結果
23、22卒の先輩にヒアリングを行い、就活を始めた時期についてお聞きしました。
ヒアリング結果から、人それぞれ属性や志望業界によって、就活開始時期に差があることが判明しました。
実際の声を見てみましょう!
3年の春、またはそれ以前に始める方が良い派
①23卒 地方国立大学 日系メーカー内定
大学2年3月に就活を始めました。
周囲に比べて若干早く始めましたが、後悔はありません。
きっかけとしては、DODA Campus経由でオファーをいただき、就活を意識するようになったためです。
少し早すぎたかなと思うこともあったので、大学3年生の4月ごろからでも十分かもしれません。
②23卒 日東駒専 広告代理店内定
大学3年の11月から始めました。
私は、夏は触れる程度で終わり、ウィンターインターンから本腰を入れました。
周囲では夏から積極的に活動している学生も多くいましたが、今振り返ると11月に始めたのは可もなく、不可もなくだったと思います。
就活を始める時期は、早ければ早い方が良いのかもしれませんが、何も考えずにとりあえず選考に応募することは良くないのではないかと考えます。
しっかり、業界研究や自己分析をしなければ選考も通過できないし、入社後のミスマッチにもつながるのではないかと考えます。
③24卒 女子大 外資系IT内定
就活を始めたのは3年4月と早いほうかもしれませんが、これは業界によっては遅いと思います。
就活を早く始めれば始めるほど選択肢は広がります。
私は4月に始めましたが、外資のサマーインターンに間に合うか五分五分だと感じていました。
早く始めることで外資も視野に入れることができます。
就活を始める時期は、自分の特性を理解した上で考えると良いと思います。
調べてから動くタイプの人は2年生の夏から、動くほうが好きな人は3年生になってからインターンに参加しながらなどでもいいのかもしれません。
④24卒 早慶 外資系コンサルティングファーム内定
就活を始めたのは3年の夏でした。
元々コンサルタントを志望していたため、この時期で問題ありませんでした。
早期に内定を頂いたため、4年生の6月を就活以外の時間に使うことができたのは良かったと思います。
一方で、周囲のコンサル志望の学生はもっと早くから行動をしていたため、コンサル志望の学生は3年生の春ごろから動くべきなのではないかと思います。
⑤23卒 地方国公立 外資系監査法人内定
3年生の4月から就活を始めました。
この時期で丁度よかったと思います。
1、2年生は大学生活を楽しんで、大学生の時間を大切にするべきだと考えます。
あまり早くから就活を始めるのも良くないのではと思います。
私は3年夏のサマーインターンを目指していたので、4月から4か月ほどあればある程度ES(エントリーシート)や面接対策もできました。
大学生活が暇なのであれば早く始めることも良いと思いますが、3年生の4月から始めれば十分だと考えます。
⑥23卒 女子大 メガベンチャー内定
インターン、企業分析などは3年春ごろから始めていました。
本選考は10月頃から受けていました。
本選考が忙しくなる時期、ESを練らないといけない時期より前に、自己分析や企業分析がある程度終えられていたのでこの時期に始めてよかったと思っています。
就活は3年生になってからで十分だと思います。
2年生までは遊んだり、サークル頑張ったりするべき!
夏前後が丁度良い派
①23卒 MARCH 日系メーカー内定
就活は大学3年の11月初旬に始めました。
就活に必要な作業が多く、大変な思いをしたのでこの時期に始めたのは遅かったと思います。
特に自己分析と面接対策に時間がかかりました。
自分は余裕を持って取り組みたい性格なのですが、この時期に始めた為にその余裕を持つことができませんでした。
2、3月ごろが忙しかったため、業界絞りや面接対策をもっと早く始めておけばもっと楽だったと思います。
大学3年の9月には就活を始めておければよかったです。
②23卒 女子大 日系金融内定
大学3年の夏から行動を始めました。
この時期から行動する人が多いので、この波に遅れずに乗れば間に合うと思います。
短すぎると業界研究の時間がなくなるし、長すぎてもモチベーションを保つことが難しいので夏に始めることをおすすめします。
夏のインターンのために、SPIなどの勉強などをする場合はもう少し早く始めることもいいかもしれません。
③23卒 早慶 日系金融内定
私はサマーインターンのために、3年の夏から就活を始めました。
日系大手中心の就活だったためサマーインターンに合わせて就活を始めました。
外資やマスコミなど、選考が早い業界を考えていなければ、6月からで十分時間が取れると考えます。
日系大手志望であれば、3年の6月あたりから情報収集できれば問題ないと思います。
外資とか幅広く見るのではあれば、3年の4月には始める必要があるのかもしれません。
夏以降で十分だと考える派
①23卒 早慶上理 日系メーカー内定
本格的に就活を始めた時期は大学3年の2月くらいでした。
それまでは、サマーインターンや合同説明会に数回参加する程度と、就活はあまりやっていなかったほうに入ると思います。
しかし、この時期に始めて問題なかったと思います。
理由としては、体育会に所属していて部活動に専念していたからです。
部活動に専念したおかげで、嘘偽りなく面接で話すことができ、面接対策をせずとも自信を持って答えられました。
体育会に所属している学生は、2、3月まで部活動を思い切りやるのも1つの手段かもしれません。
納得内定に理想的なスケジュール
ヒアリング内容からも分かるように、志望業界や自分の性格によって就活を始める時期は異なることが伺えます。
外資系企業を視野に入れる場合は、3年生の4月には始めて、サマーインターンに参加することが必須です。
日系大手を目指す場合は、サマーインターンの応募が始まる6月の波に乗り遅れないことが大切そうです。
自己分析や業界研究をしっかりしたい人は、2年生の間から準備を始めるのもよいかもしれません。
2年生の1、2月から「選抜コミュニティ」と呼ばれる、就活塾のようなものの募集も始まります。
もし、外資系企業を目指すようで、就活を始めたい場合はこのようなコミュニティに属するのもひとつの手段かもしれません。
周囲にモチベーションの高い学生がいることで、就活に本気で向き合うことができます。
まだ志望企業や業界が決まってない場合は、選択肢を増やすために早めに行動することをおすすめします。
気づいたら募集が終わっていたなんてことにならないように、普段からアンテナを張って情報をキャッチできるようにしておきましょう。
まとめ
私が就活を始めたのは、大学2年の1月頃でした。
そろそろ就活を始めて1年になりますが、あの時始めたことによって多くの企業に出会うことができ、充実した時間を過ごせたと思っています。
しかし、モチベーションが低くなってしまった時期や、就活に疲れてしまったときもあったので、自分に合うスケジュールを考える必要があります。
皆さんもぜひ、志望企業や、自分の性格から就活のスケジュールを考えてみてください。
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