「あなたの座右の銘は?」この質問にあなたはどう答える!?

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記事更新日 2023年03月22日

30秒 就活力診断!

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
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そもそも座右の銘とは

座右の銘という言葉は知っている方が多いとは思いますが、改めてその意味を考えてみましょう。
座右の銘とは、「常に自分の心にとどめておき、自らの行動や考えの基本となる励ましや戒めの言葉」のことを言います。
「座右」は、かつて皇帝が自分の右側に信頼できる補佐官を座らせていたことから、右に座る、すなわち座右となりました。
そして「銘」は、昔の人が器物に刻んでいた文体の一種のことを指します。自分への戒めや他人を賞賛する目的で刻んでいたようです。
そこから「座右の銘」という言葉は生まれ、生き方や仕事に対する方向性や価値観などのベースとなるものとされています。例えば、ことわざや格言、有名人や偉人の言葉などが座右の銘としてあげられることが多く、人生に大きな影響を与え続けるものです。
自分自身への励みになれば、どんな言葉を座右の銘にしても良いので、自分で作ったオリジナルの言葉も座右の銘になり得ます。
また「座左の銘(ざさのめい)」というあまり一般的には使われていませんが、同じ意味の言葉もあります。

なぜ座右の銘が大切なのか?

数々の座右の銘がありますが、一体なぜこれが就活において大事なのでしょうか。
それは自分自身を表現することのできるキャッチフレーズのようなものだからです。どうしてその座右の銘を選んだのかによって、その人の大事にしていることや、考え方や価値観がある程度わかります。その答えた内容によって、学生の価値観が自社にマッチしているのかどうかを見ています。
例えば、好きな座右の銘で「継続は力なり」と答えたとします。そのことにより、自分で決めたことは継続していくことのできる人だということをアピールできます。人事担当者は、入社後に困難があったとしても継続してくれそうだという印象を持ちます。企業の求める人物像や自分自身の価値観とあったものを選ぶと、企業とのマッチングもしやすくなります。
その他にもいろいろな座右の銘があるので、インターネットで座右の銘と調べてみて、どの言葉が自分にしっくりくるか見てみましょう。
就活にももちろん役に立ちますが、自分の軸にもなる言葉なので就職後もその言葉を糧に頑張っていくことも可能になります。

面接でウケる座右の銘5選

では実際に就活生が面接で回答したら、面接官の印象に残りやすい座右の銘を5つ紹介していきます。

1.初志貫徹
初めに心に決めた志を最後まで貫き通すことを意味します。就活においては、入社に際して決意したことを、守り続けるということをアピールできます。またそのことを証明するような具体的なエピソードがあるとより効果的です。例えば、大学入試のときに偏差値が足りていない第一志望の学校に入学すると決めて、その目標に向かって勉強を一生懸命頑張って、最終的に第一志望の学校に入学できたというような話があると説得力が増します。

2.粉骨砕身
力の限り努力することを言います。骨を粉にして、身を砕くほど努力することからきています。面接では、部活動で頑張ったことを例にすると表現しやすいでしょう。甲子園を目指したことや、全国大会に向けチーム一丸となって頑張ったこと、勝つために練習漬けの日々を送ったことなど、粉骨砕身して何かに向けて頑張ったエピソードがあると良いです。結果として大きな成果を残している必要はなく、目標に向かってやってきたことをアピールすれば十分伝えることができます。

3.日進月歩
日に月に間断なく、急速に進歩することです。この言葉のいいところは、変化を表すのではなく進化を表現する時に使用します。肯定的な時にのみ使えるので、就活には使いやすい言葉となります。日進月歩を座右の銘とする場合、自分自身の成長エピソードを話すと効果的です。部活動、勉強、サークル活動でも成果に向けて日々成長していたことがあると思います。成長の過程でどのようなことを乗り越えたかという具体例があるとよりイメージしやすくなります。

4.初心忘るべからず
能を大成した世阿弥の有名な言葉です。何事においても、始めた頃の謙虚で真面目な気持ちを忘れてはいけないという戒めの意味があります。初心の真面目さを持ち続けることは意外に難しいですが、何かを大成するには大事な心構えとなることわざです。
就活においては、何かを始めた時に思っていたことをどれだけ継続してきたかの話をすると良いでしょう。

5.Do Your Best
座右の銘は日本語だけとは限りません。英語でも自分自身が良いと思ったものならば、座右の銘として問題ありません。「Do Your Best」はベストを尽くせという意味です。何事にも最善を尽くせる人は、社会に出てからも活躍しそうですよね。学生時代に思いっきり取り組んだ出来事があれば、ぜひここでアピールしましょう。

座右の銘はたくさんあるので、これまでの自分を振り返りながら自分にとってしっくりくるものを選びましょう。ただ座右の銘として掲げるのではなく、具体的なエピソードを交えて根拠がある話し方をして、面接官が納得できるように意識するのがポイントです。

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