【業界研究】人材業界を徹底的に知る!事業内容や適性をチェック

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記事更新日 2023年03月22日

30秒 就活力診断!

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
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こんにちは、遼一です。

 

現在、就活サイトなどでお世話になっている人材業界。

皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?

 

今回は人材業界の業界研究をしていこうと思います。

 

まずは簡単に人材業界の事業内容について。

そして人材業界における売上高トップ3、人材業界に適した人についても解説します。

 

【業界研究】人材業界の事業内容

人材業界の事業内容は、大きくわけると5つに分類することができます。

 

①人材紹介

→求職者(個人)と求人者(企業)との仲介を行う。

 

②人材派遣

→人材会社に登録している求職者を企業に派遣する。

 

③広告求人

→企業の求人情報をメディアに掲載し、求職者に情報を提供する。

 

④人材コンサルティング

→人事戦略や人事業化制度に関するコンサルを行う。

 

⑤業務請負

→企業と人材会社が請負契約を結び、人材会社に登録されている求職者が業務遂行する。

 

最近では、上記5つの事業に加えて「開発組織・管理」も注目されています。

「開発組織・管理」とは、システムを使って社員情報をクラウド上で管理し、効率的に人材を活用することです。

具体的には、AIが事務手続きの自動化や、適材適所の人事異動やプロジェクト編成などをしてくれます。

 

【業界研究】人材業界の企業を知る

では次に、人材業界にはどのような企業があるのか見ていきましょう!

まず、人材業界は「総合型」「特化型」の2つの企業体にわかれています。

 

「総合型」とは、特定の専門分野を持たない企業のことを指します。

 

いってしまえば、どの分野にも精通しているということ。

総合型の企業は、大手企業であることがほとんどであるため、企業としてのパワーは大きく、市場の規模もかなり大きいです。

 

新卒〜転職まで幅広くターゲットしているのも、総合型の強みです。

総合型の代表企業は「リクルートホールディングス」が挙げられます。

 

一方、「特化型」はある特定の分野に強みがある企業です。

 

総合型のように幅広い領域をカバーしているわけではないですが、ひとつの分野への専門性が非常に高いため、特定の分野においては総合型を上回ることもあります。

「特化型」の専門分野の例を挙げると、IT・介護・医療などが挙げられます。

 

次は、実際に人材業界の売上高からランキングを見てみましょう。

 

1位 リクルートホールディングス(※1)

 

圧倒的なシェアを誇っているのがリクルートホールディングスです。

Indeedの買収に成功し、最近では海外進出も積極的に行っていることから、人材業界最強企業のひとつといえるでしょう。

 

事業内容としては、人材紹介・人材派遣を主としながらも、ライフスタイルや住宅事業・マーケティング分野などにも活躍の場を広げています。

 

リクルートキャリアをはじめ、リクルートジョブズ、Indeed、などの人材系がメイン。

ホットペッパーやゼクシィなどもリクルートが手がけています。

(※2)

 

(※1)参考:リクルートホールディングス 「 有価証券報告書 」

(※2)参考:リクルートホールディングス 「 事業内容 」

 

2位 パーソルHD

 

第2はパーソルHDです。

 

1位のリクルートには及ばないものの、業界トップクラスのシェアを誇っていることには変わりありません。

派遣分野では「テンプスタッフ」、就職、転職分野では「doda」が主要サービスになっています。(※4)

 

障害者のための求人、転職サービスの「dodaチャレンジ」や、学生向け逆求人型就活サービスの「dodaキャンパス」なども展開。

利用者の特徴やニーズに応じて幅広いサービスを提供しているのも、パーソルHDの特徴です。

 

(※3)参考:パーソルHD「サービス

 

第3位 パソナグループ

 

第3位はパソナグループでした。

 

パソナグループは数年前から順調に売上を伸ばし続けており、利益拡大中の企業です。

パソナグループの特徴は、とにかく幅広い事業展開です。

 

人材派遣、人材紹介、キャリア支援、委託・請負、HRコンサルティング、教育・研修、海外人材サービスなど、国内に留まらず海外進出も盛んです。(※4)

 

農業ベンチャー支援や地域活性、障害者就労支援など、パソナグループ独自のサービスも展開。

今後のさらなる多角化が期待されています。

 

(※4)参考:パソナグループ「 事業内容 」

 

【業界研究】人材業界に適性がある人とは

ここまで人材業界の事業内容と企業の紹介をしてきました。

どのような印象を受けたでしょうか?

 

「人材業界の企業って、派遣や紹介以外にもいろいろなことをやっているんだなー」と思っていただけたはずです。

 

この章では、人材業界について少し理解したうえで、どのような人が人材業界に向いているのかを考えていきます。

 

人材業界は成長産業のひとつであり、異業種からの転職者が多いです。

このため、前職での知識を活かした転職者が切磋琢磨しています。

特に人材業界では、ある業界を熟知していることは他者と比較して大きなアドバンテージになるでしょう。

 

その逆を考えると、新卒学生は、専門分野に特化した転職者と戦う必要があります。

タフなメンタルを持ち、学び続ける努力ができる人に向いているといえるでしょう。

 

覚えておきたいトレンドは、「TM」です。

 

TMとはタレントマネジメントのこと。

今この用語が人材業界で急速に広がっています。

 

タレントマネジメントとは、社員を単なる労働力の一部として考えるのではなく、会社のかけがえのない財産のひとつとして考えること。

 

この考え方は、AIの普及とマッチさせて考えられます。

社員を、AIが導き出す適材適所なポジションに配置することで、組織の生産性、効率性を大幅にあげられるのです。

 

企業は人件費の削減などの面において大きなメリットがあります。

一方、社員には自分の持ち味を発揮でき、達成感を感じることができるというメリットがあります。

 

人材という問題について学び続け、考えを巡らせられる人が人材業界に求められているのではないでしょうか。

 

終わりに

今回は、人材業界の大まかな説明、企業紹介、どんな人が人材業界に向いているのか、それぞれの観点でご紹介しました。

 

特に前章でお伝えした「タレントマネジメント(TM)」の考え方は、人材業界だけでなくすべての業界に共通することだと思います。

 

みなさんも一度、考えてみてください。

 

本記事が少しでも、人材業界を検討している方の参考になれば幸いです。

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