「貴社が第一志望」と思わせる!メーカーの志望動機 黄金ルール
記事更新日 2024年07月18日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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初めまして!
キラキラインカレ女子大生からふわふわOLになったやばよちゃんです!
学歴のハンデを乗り越えて内定をたくさん手に入れた経験から、アドバイスしていくからよろしくね!
今回は志望動機の中でも高倍率で落とされやすいメーカーの志望動機を書く方法を書いていきます!
志望動機を書く前に考えたい、就活ってこういうこと!
まずは、志望動機を書く前にもっと大きな枠組みである就活について考えてみましょう。
就活でやらなければならないことは、「自分という魅力的な商品を相手にいかにして売り込むか」ということです。
ここで、人事の立場になって考えてみましょう。
たとえば、新卒採用数が多い三菱UFJ銀行は2019年に915名を採用しました。
すごい人数ですよね。この951名って、全く同じ性格や特技で固められていると思いますか?
違いますよね。
大学にいろんな人がいるように、新卒採用ではいろいろな特技や個性のある人が採用されています。
特に、三菱UFJ銀行のように大量採用する会社や、倍率が高い会社では無難な志望動機ではなく、少し目立つ志望動機じゃないと通らないと思ってください。
ありきたりな志望動機では通りにくい、だから他者との違いを良い意味で明確にしなければならないのです。
志望動機ってそもそも何?
では、次に「志望動機って何?」と考えてみましょう。
そのまま言えば、志望動機はあなたがこの会社を志望する理由です。
就活には、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や自己PR、Webテストなど準備しなければいけないことが山のようにあります。
ですが私は、その中でも志望動機を練ることが最も重要だと思っています。
なぜなら志望動機には、文字通りの「志望する動機」だけではなく、 ”あなたがその会社で将来思い描く、なりたい姿や実現したいこと(ビジョン)”などにも紐づいてくるからです。
いわゆる、就活においてあなたの核になるからです。
しかし例年、就活生は
「その辺の、就活サイトを見ればいいや。それっぽい志望動機を何個か見て、それっぽいことを書いておこう」
「とりあえず、こんな感じで働けたらいいな......」
くらいしか考えていないESを出していると、私が就活相談を受けている中で感じています。
このままでは、ハッキリした考えを本番の面接で思うように伝えられずに落ちてしまいます。
面接でボロを出さないために、しっかりESの志望動機は練って挑むべきなんです!
個性を発揮して志望動機の差別化をはかろう!
今回のテーマはメーカーの志望動機。
まずは、その中でも定番の食品メーカーで考えてみましょう!
ありきたりな志望動機は
「食品が好きだから貴社を志望します」
「料理が得意だから貴社を志望します」
「食べることが好きだから貴社が第一志望です」といった感じでしょうか?
よく見る「食品が好き、料理が好き、食べる事が好き」の1つ押しで志望動機を書いたとしても、正直ありきたりで他の学生と比べて差別化されません。
情報で溢れる便利な世の中になったはいいものの、簡単に手に入ってしまうが故にみんながみんな思いつくことが同じで差別化ができないんですね。
みんな、さらっと事業内容を見ただけで大した企業研究もせずにエントリーシートを提出しがち。
でも、面接はエントリーシートの内容をもとに行われます。
そこで「志望動機のその先」にある人生のビジョンを聞かれ、一貫性に欠けたチグハグな答えを返してしまったり、差別化できなかったり……。 ESは通っても面接で落ちるんです。
自分の個性ある経験に基づくエピソードを、志望動機を考えるときには書きましょう。
そうして、あなたが会社で活躍できるような人材ってことを、面接を通して分からせてあげましょう!
これが受かる人間と落ちる人間の差です。
自分は周りとどう違い・何が強みなのか・どう差別化できているのか客観的に考えたり、友人などに聞いたりして、研究し直してみましょう。
志望動機を作る際の黄金ルール(1) 原体験から掘り起こす
ここからは、就活やばよちゃん流・志望動機の黄金ルールを教えます!
個人的に推奨しているのは、経験から培ったエピソードに基づき、気づいたことを志望動機に書く事です。
そうすれば、実体験に基づいた価値観が備わるエピソードが生まれ、あなたらしさを相手に伝えられます。
エントリーシート全般で、志望動機だけではなく、ガクチカや自己PRでよく出題されるのが、「あなたの価値観やモノの考え方について」質問される問いです。
こういった問いも、志望動機の対策と同じように、自分の原体験があったから価値観を持つようになった・行動したと答えられるものが好ましいです。
なぜなら、そうしないと就活対策だけしてきた人っぽくなってしまうからです。
企業としても就活対策だけしてきた「この期間だけお利口さん」はよろしくないんです。
小さいころから、同じ価値観で、同じ行動をしてきた子が望ましいわけです。
また、志望動機に限らずガクチカや自己PRもインターネットの例文丸写しではなく、実体験に基づくものにしましょう。
そうすれば、あなた独自の価値観に一貫性があるかをしっかりと気づいてもらえるはずです。
志望動機に入れるための原体験を書いていこう
一貫した価値観があるか、過去を振り返るために時系列で自分の経験を書いていきましょう。
たとえば
ーー中学校ーー高校ーーー大学(今)ーーー将来
こんな感じです。
もしあなたが、中学校・高校・大学と同じような壁にぶち当たったり、問題を解決しようとしたり、考え方や行動をしてきたなら
「今後、同じようなことがあっても乗り越えられるよね」って思ってもらえます。
一貫性のあるエピソードとともに、自分の意見に説得力が増すんです。
人事側からすると「あぁ、この子は大学だけじゃなくて、昔から同じような乗り越え方や経験をしてるから、将来同じことがあっても、再現性が高いパフォーマンスをしてくれるんだろうな」と思うわけです。
志望動機を作ろうにも、経験に一貫性がないと感じたら
「志望動機を作りたいけれど、一貫性のある経験がなかった!」
そんなとき、最初からビジョンがなくても大丈夫です。
志望動機などのきっかけは、たとえばこんな作り方でもいいんです。
(1) 世の中への不満を書き出す
・これが不便だ、、変わったらいいのにな
・こんな物が世の中に無いからあったらいいのにな
・今はこうだけどもっと○○だったらいいのにな
↓
(2)もっとこうなればいいのに、という理想を書く あれを変えたい!
・これを実現したい!
・これをもっとこうしたい!
↓
(3)自分がどう志望する会社で理想を実現できるか考える
内定など、目先の目標を考えるのもいいですが
最終的に、つまり30年後50年後あなたはこの会社を通してどういったことをしたいですか?
ここまで考ておくと
会社を通してのあなたの将来のビジョンから逆算して
この会社でどうしていくべきかが考えやすいです。
志望動機を作る際の黄金ルール(2) やりたい仕事を考えてみる
ここまでは、原体験をもとに志望動機を書く方法です。
ここから先は、「やりたい仕事」から志望動機を作る方法を教えます!
自分はどんな仕事をしたいのか書いてみる
まず、自分がどんな仕事をしたいのか考えてみましょう。
仕事をする上で
・こんな事を大切にしながら働きたい
・これだけは譲れない
といったものがあると思います。
これがいわゆる就活の軸や、やりたい事です。 「貴社を第一志望にする理由」として説得力がありますし
学生にとっても、心や体を守っていきながら幸せに働き続けるため必要です。
「私が頑張れる理由はこれです」として語ってもいいですし
沢山ある会社の中で、「なぜ貴社を選ぶのか、理由はこれです」という文脈でも話せます。
なので、今までの自分を振り返って分析しながら 「これだけは譲れない」といった価値観や考えを、就活の軸として探してみてください。
志望動機を深めるため、具体的に仕事で何をしたいのか考えよう
ここまでのやり方で一貫した価値観やビジョン、就活の軸がはっきりしたら、それらをもとに「自分がやりたいこと、実現したいことができそうな企業」を探してみましょう。
そして、
○5年後にはこの業務を通してこんなスキルを身につけたい
○10年後には培ってきたスキルを通してこんな事業に携わっていたい
○20年後には会社を引っ張っていく管理職として部下を育てながら会社を通してこんな事業をしたい
など、どんどん具体的に企業研究、自分に落とし込んで行ってください!
貴社じゃないとダメだという理由を添えよう
ここで大事なのが、「貴社じゃないとダメなんです」という理由を織り込むことです。
「他社じゃなく、他業界でもなく○○(志望理由)していくためにはここの会社じゃないとダメなんです」と面接でも言えるようにしましょう!
志望動機を書くときのテクニック
最後に、志望動機を書くときのテクニックをお伝えします!
専門用語を使いすぎない
「伝えたいこと」をそのまま書くと、自分のレンズを通して話してしまいます。
その内容って、他人のレンズを通したら全く理解できないかもしれないですよね。
特に専門用語なんか使われた日には「何だこの文章は!」って感じませんか。
志望動機を書くときは、なるべく分かりやすく、そして中身のある文章を書くことに注力してください。
そして、提出前に自分とは違う、いろんなレンズを持った方々から話や文章を聞いてもらったり読んでもらいましょう。
人によって見る角度が違うと思います。
世論やネットに出回っているESに合わせすぎず、あなたらしい切り口で話せたらいいですね。
そのためにも、練習を繰り返すのがいいと思います!
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