マスコミ面接に挑む前に知っておくべきこと
記事更新日 2024年08月16日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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簡潔に言うと私の特徴として、就活を2年やっていたので受けている選考の数が人よりも倍近くあるという点が挙げられると思います。
そんな中でも、今回は私がメイン業界として受けていたマスコミ業界の面接についてをお話をしようと思います。
なお今回は、面接マナー等の基礎的内容に関しては割愛致します。
悪しからずご了承ください。
面接の前に必要なこと
これでもか!という準備を
まずは面接に挑む前の注意点から。
マスコミの選考を受ける人たちの特徴として、選考時期が早い企業(テレビ局等)が多く、本命企業の前に面接の練習として受けに来る人が多数見受けられます。
俗にいう、楽しそうだから~というようなミーハーな人が多いです。
そういった人たちも相まって多数の就活生がエントリーする傾向にあるということを頭にいれておいてください。
そのためES提出時や、一次面接の時点でかなり多くの人が落とされるという傾向にあります。
一次面接はネガティブチェック(基礎的なところしか見られない)的な要素が大きい業界が多い中、マスコミ業界の場合はガッツリ落としてきます。
従ってES提出前から徹底した対策が必須です(当たり前ですが)
初歩的な方法以外で私が心掛けていたのは以下の項目となります。
①制作物を見る
これも当たり前なのですが......これはマスコミ以外の業界でもあてはまりますが、マスコミに関して言うと制作物は多岐にわたります。
志望している会社の制作物に関して情報をインプットし理解するのはもちろんですが、必ず競合の企業の制作物に関しても理解しておいてください。
②企業主催以外のセミナーにも参加する
私の場合、企業主催のセミナーやインターンに参加するのはもちろん、それ以外のセミナーにも参加していました。
そもそもインターンの枠がかなり少なく、なかなか企業主催のイベントのみだと他の就活生との差別化が難しいと感じていたのでそれ以外のセミナーに積極的に通っていました。
その中でも私はテレビ局員志望だったため、現役局員さんが行っているセミナーに積極的に参加していました。
そのセミナーでしか聞けない情報を手に入れられるというのはもちろん、同じような志を持つライバルに出会えることができるので情報収集にも役立つのでかなりオススメです。
③時事対策は必須
事前対策の中でも、私が特に力を入れていたのがコレ。
記者志望の学生は当然と思って対策している人が多いと思いますが、記者志望以外でもマスコミ志望の学生は必ず取り組んでください。
何故かというと、面接の質問事項としてよく聞かれるからです。
マスコミという職種上、情報を取り扱うことが日常茶飯事になるため、就活生にも「情報感度」が求められます。
ここで時事について答えられないとかなり印象が悪くなるので対策必須です。
これは実際に私が体験した出来事ですが、某局の集団面接で「クジラの捕鯨解禁についてそれぞれの意見を述べよ」というかなりコアな時事問題を出されたことがありました。
他の受験生が答えられない中、対策をしていたために的確に問いに答えることに成功し、その結果私だけ選考を通過することができました。
意外と対策していない学生が多く、取り組むだけでかなり優位になるので是非取り組んでみてください。
面接内での注意点
さて事前の対策は完璧!
ついに面接......の前にまだ気をつけるべき点が多々あります!!
他業界との違いに圧倒され気がついたら終わっていた、ということも珍しくないぐらいマスコミの面接は独特です。
この項目で理解を深めて面接に臨んでください。
あっという間に終了する面接
まず初めに驚かれるのがコレ。
他業界の面接に比べ圧倒的に面接時間が短い傾向にあります。
特に一次面接となると15分以下、短い会社だと10分を切ることもしばしばあります。
従って、何をどうPRするかを考えずに挑むと何もできずに終わってしまった......ということも珍しくありません。
対策ですがエピソードに対して、優先順位をつけ効率的にPRする必要があります。
特に10分前後の面接は体感よりかなり短いので、事前にストップウォッチ等を使った面接対策をすることをおススメします。
面接時のフランクな雰囲気に飲まれるな
テレビ局や広告に多いのですが、めちゃくちゃフランクで話しやすい面接が多い傾向にあります。
なんなら座った瞬間に、名前も聞かれず「○○やってるんだ~すごいね~」みたいな形で面接がぬるっと始まることがあります。
しかし怖いのが、めちゃくちゃ話が盛り上がって絶対通った!と思ったら、不採用通知が来た......というケースが結構あります。
何が原因かというと、話上手な面接官が多いので盛り上げてくれるのですが、相手のペースに飲まれてしまい「自分が伝えたいこと」を伝えることができず面接を終えるという現象に陥ってしまうことです。
そうならないために、相手のペースに飲まれずしっかり伝えるべきことを出していくことを忘れずに望んでください。
面接で予想外の質問にも怯むな!
これもあるあるなのですが「なんやそれ......」みたいな質問が飛んでくることが多々あります。
以下実際に私がマスコミ面接で受けた質問です(一部抜粋)
・今日のファッションポイントは?
・あなたの地元に行きたくなるように1分でPR(思考時間なし)
本当に面接と関係ないですよね。
恐らくとっさの対応力を見られていると思うのですが、対策に関して言うと個別に対策することはかなり難しいです。
かなり慣れの部分が大きいのですが、まず焦らず落ち着いて対応することが大事です。
また、自分の軸やさっきまでの話と全く違うことを急に言い出してしまうと印象が悪くなるので一貫性を意識した返しを考える必要があります。
さて、いかがでしたか?
今回紹介した部分は最低限の項目です。
一番大切なのは、自身で実際に面接を経験し良かったこと/悪かったことをピックアップして改善に繋げていくという行動だと思います。
もちろん、変わった面接が多いマスコミですが「自分をしっかり伝える」という面では他業界の面接と同じです。
しっかり基本から対策して良い結果を掴んでください!
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