SPIは点数でなく、偏差値!意外と知らないSPIの出来の判断方法
記事更新日 2024年08月16日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
- ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。
目次
①SPIは点数なんて関係ない!?
②SPIの結果の評価方法とは!?
③企業のSPIのボーダーは?
④SPIの出来具合を知る方法とは?
⑤まとめ
①SPIは点数なんて関係ない!?
あなたはSPIがどのような方法で
評価されているのか知っていますか?
就活生の中には点数で評価されて、
「◯◯点以上取ればいい!」や
「◯割必要!」といったイメージを
持っている方もいますが、
これは正しくありません。
そもそもSPIはペーパーテスティング以外、
受験者各々の解答状況によって出題される
問題数や難易度が異なります。
なので、「だいたい解けた!」という手応えが
あったとしても、単に簡単な問題しか
出題されていないだけで、
SPIで足切りされる場合もあります。
逆に早い段階から難問ばかりが出てきて、
「あまり解けなかった…」という手応えでも
通過できる場合もあります。
では、SPIは得点ではなく、
何で評価されるのでしょう?
SPIは得点ではなく
20~80の偏差値で評価されます。
それでは、具体的な評価方法を見て行きましょう。
②SPIの結果の評価方法とは!?
SPIは言語、非言語それぞれが
偏差値に応じて7段階で評価されます。
そして、その合計の数値で
受かるかどうかが決まります。
具体的には以下のようになっています。
段階1:偏差値~29.5/出現率 2.3%
段階2:偏差値~37.5/出現率 9.2%
段階3:偏差値~45.5/出現率 23%
段階4:偏差値~53.5/出現率 31%
段階5:偏差値~61.6/出現率 23%
段階6:偏差値~70.0/出現率 9.2%
段階7:偏差値70.0~/出現率 2.3%
企業はこの評価の数値によって
SPIの合否を判断します。
(言語6+非言語4=得点10というイメージ)
ただし、合格ラインは企業によって異なります。
総合商社などのいわゆる一流企業を
受けるのであれば、
最低でも合計が10必要とされています。
これは偏差値でいうと平均より少し上の
偏差値60程度だと言われています。
企業研究を行い、
自分が受ける企業ではどのくらいの偏差値が
必要なのかの目安を知っておきましょう。
SPI受験者の偏差値は40~60の間に
全体の約7割が含まれるように
調整されていて、50~60で30%前後を占めています。
つまり、偏差値が50~60あっても
必ずしも選考通過するとは限りません。
なので、偏差値は70以上を
目指すようにしましょう。
また、SPIは単なる足切りと思われがちですが、
面接の時などにSPIの結果について
触れられる場面もあります。
企業が採用に迷った時、
SPIの結果で最終的に
判断することも考えられますので、
できるだけ高い偏差値を目指しましょう。
ちなみに、企業によっては
SPIの性格適正検査の結果で
自社にあった正確かどうかを
重視するところもありますので、
SPIの基本能力適正検査の偏差値が高くても、
性格適正検査によって通過できない場合もあります。
③企業のSPIのボーダーは?
では、実際どのくらいできると
どんな企業に受かるのでしょうか?
これについてはボーダーについては企業が公表していないうえ、
受験者が自分の得点を知ることは基本的にできないことなどから
ネット上によくある、ボーダー◯◯%といった情報はあまり
信ぴょう性がありませんので、レベルの目安程度に捉えておきましょう。
ただし、外資コンサル、外資金融、日本銀行、五大商社などについては
偏差値が60程度は必要だと思われます。
④SPIの出来具合を知る方法とは?
企業のボーダーと同じくらい気になるのが、
自分のSPIの出来具合だと思います。
これについても、
こうなったら偏差値○○
といった方法はありませんが、
出来がいいと難しい問題が出る傾向が
あるというSPIの特性から以下のような状態が
比較的出来がいいとされています。
・言語問題で長文が出る。
・言語問題で長文が出たうえに、
「〜字以内で抜き出せ」と言った問題や
チェックボックスがでてくる。
・非言語で早い段階から推論が出題される。
また、推論がたくさん出題される。
・推論でチェックボックスが出題される。
・4タブ問題が出題される。
・時間が足りない。
チェックボックスとは、いわゆる
「当てはまるものすべて選べ。」といった
問題です。
ただし、上記のようなことも
個人的な感覚に左右されるところが大きいので
出来具合については、
実際にいろいろな企業のSPIを受けてみて、
選考通過できるかどうかを
確かめる方法が一番確実です。
また、SPIはたくさん受けることで、
使い回しの似た問題に出会ったり、
受験の環境に慣れて
自分なりの時間の使い方が出来上がったりと、
対策の面でいっても、
実際にたくさん受験してみることの
メリットは大きいです。
④まとめ
いかがでしたか?
SPIがどのように評価されるのか、
自分で出来具合を把握する方法についてご紹介しました。
まとめると…
・SPIは偏差値によって言語、非言語それぞれ
7段階の評価に分かれる。
企業は言語、非言語の合計値で
合格かどうかを判断する!
・企業のSPIのボーダーについては、
明確なものはわからない。
ただし、外資系コンサルや五大商社などは
高いレベルが求められると思われる。
・自分のSPIの出来具合を把握する方法も
明確なものはわからない。
実際にたくさんの企業でSPIを受験してみて、
選考を通過できたかで判断するのが
最も確実でしょう!
SPIがどんな試験なのかを知ったうえで
SPIの対策をして行きましょう!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
本番前に性格診断を受けてみたい方はこちら↓
26卒向け:無料で選考対策できる就活イベント
ジョブトラアカデミーでは、体験型の就活イベントを年間360開催以上実施しております!
ESなどの書類準備は不要で、以下のコンテンツを無料で体験いただけます。
- 延べ12万人が受講した就活セミナー+7社企業説明会
- 大手選考を体験できる対面型ビジネスワーク
- 参加企業からのフィードバック&オファー
この記事内容の著者
- ジョブトラ編集部
- ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。