就活の適性検査IMAGESを攻略せよ!高得点を獲得するコツを伝授
記事更新日 2024年07月18日
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多くの就活生は、ES作成や面接の対策をメインに対策しているのではないかと思います。
しかし、忘れてはならないのが筆記試験対策です。
多くの学生が志望する人気企業では、必ずと言っていいほど筆記試験が行われます。
企業が筆記試験を行う理由は、時間に限りがあるなかで何万人もの応募学生のESをひとつずつ見ていくのは難しく、筆記試験で一定レベルの学生を振い落したいからです。
つまり、筆記試験を突破しない限り、いくらESや面接の対策をしてもESや面接のステップには進めないわけです。
今回は筆記試験のひとつである、適性検査「IMAGES(イメジズ)」の対策方法を解説していきます。
総合適性検査「IMAGES(イメジズ)」とは?
IMAGES(イメジス)とは、SHL社が作成する簡易版の総合適性検査で、簡単に言うと基礎的な能力を短時間で測るためのテストです。
IMAGESは、総合適性検査としてポピュラーな「GAB」に比べて、能力テストの時間が短いこと、GABにはない英語も内容に含まれることが大きな特徴です。
また、IMAGESは短時間で適性を測ることが出来るため、受験者の多い商社・証券を含む人気業界の企業で実施されています。
総合適性検査「IMAGES」の試験内容と対策方法
IMAGESには、言語・暗算・英語・性格テストの4つの科目があります。
それぞれの科目ごとに、特徴や対策方法を確認していきましょう!
【言語分野】適性検査IMAGES特徴と対策
言語分野では、設問文が本文の趣旨に合っているかを判断する問題が出題されます。
1つの長文につき4つの問題があり、全部で8長文、計32問が出題されます。
制限時間は10分で、いかに素早く長文の要点を掴めるかが大事です。
問題では、設問の内容が以下のA〜Cのいずれに当てはまるかを回答していきます。
A:筆者が一番伝えたいこと(趣旨)が述べられている
B:本文に書かれているが、一番伝えたい内容ではない
C:本文とは関係ないことが書かれている
言語分野の問題をマスターするのに大切なのは、以下の3つの対策です。
・長文の内容は難しくないので、本文を読んで趣旨を理解する力をつける
・設問を読み、その内容が本文に書かれているかの判断を瞬時にする(本文に書かれていない内容であれば、回答はCに絞れる)
・AかBか判断に迷ったら基本的にはAが答えだが、例外もあるので本文の趣旨に合う回答を選ぶように注意する
スピーディに問題を解くためにも、上記のポイントをしっかり押さえておいてくださいね。
【暗算分野】適性検査IMAGES特徴と対策
IMAGES暗算分野のテスト内容は、基本的にGABの暗算と同じような四則演算を暗算させる内容です。
ただ、全50問に対して制限時間は10分しかないので、1問を12秒で解かなければいけません。
5個の選択肢の中から、正しい答えを答えを素早く求める計算力が必要です。
例えば、
「1578+212」の答えはどれか
A:800
B:1790
C:2030
D:3050
E:3300
上記のような問題が出題されますが、このような問題をすぐに解くのは非常に難しいですよね。
対策として一番大事なのは、数値を四捨五入して計算することです。
選択肢の数字は大きくバラけていて紛らわしい数値がないため、四捨五入で計算しても正しい答えを導きだせます。
例題の「1578+212」を四捨五入した「1600+200」で計算してみると答えは1800。
選択肢のなかで1800に一番近いのはBの1790であるとわかります。
このように四捨五入で計算する技を使えば、すぐに答えが出てくるはずですよ!
もし、問題文の数値に小数点や%が含まれている場合は、掛け算か割り算に直すと計算しやすいです。
【英語分野】適性検査IMAGES特徴と対策
英語分野の問題は、英語の文章を読み、英語で書かれた設問文に答える形式です。
1つの本文につき3つ設問が出題され、合計で24問となっています。
比較的難しい単語には注釈がついているなど、問題文自体は易しいのですが、制限時間が10分と短いのが英語分野の難しいところです。
1つの本文にかけられる時間は多くないので、素早く読み解く対策をしていきましょう。
具体的な対策としてはふたつあります。
ひとつめの対策は「前半の設問はキーワードを見つける」こと。
前半の設問では、本文の単語や熟語がそのまま設問に出題されます。
名詞や動詞のキーワードを発見して、サクサク問題を解いていきましょう。
ふたつめの対策は「後半は要点整理する」こと。
後半の設問は本文を理解していないと解けない問題がほとんどです。
そのため、必要があればメモを取るなどしながら、本文の要点をきちんと整理しておくことが大切となります。
【性格テスト分野】適性検査IMAGES特徴と対策
IMAGESの性格テストは、就活生の性格が企業の風土や仕事内容にマッチしているかを図る「OPQ」という名のテストです。
OPQはSHL社共通の性格テストのため、他の適性検査でも用いられています。
自分の性格が企業の風土や仕事内容にマッチしていることを示す必要がありますので、以下のような対策をしておきましょう。
・志望企業の企業理念や職種についてリサーチする
・志望企業が新卒で欲しい人材を理解する
・会社の適性がどの性格テストの質問に当てはまるのかをイメージしながら解く
OPQでは、制限時間は約30分のなかで全68問に答えていきます。
1問1問にたくさんの時間はかけられませんので、瞬時に回答できるよう、事前のトレーニングをしっかりしておきましょう。
就活生が適性検査「IMAGES」の問題を解いてみた感想
IMAGESの言語分野問題を解いた感想
問題自体はそこまで難しくないと感じました。
前の「【言語分野】適性検査IMAGES特徴と対策」で解説した通り、まずはCかどうかを判断するよう意識すれば、時間が足りなくなることもないはずです。
ただ、AかBかで迷う問題がおそらく出てくると思うので、本文を見直して要点を抑えるようにしましょう。
特に、現代文が苦手という人はしっかりと練習しておくのがオススメです。
IMAGESの暗算分野の問題を解いた感想
思ったよりも時間が短く感じられて、焦りから数問を間違えてしまいました……。
素早く計算することに慣れていない人は、事前に計算スピードを高める対策をしておくべきです。
また、後半にいくについて問題の難易度が上がるので、前半の問題をゆっくり解いていると最後のほうの難しい問題で時間が足りなくなります。
「【暗算分野】適性検査IMAGES特徴と対策」で紹介した四捨五入して解く技は、絶対に使ったほうがいいです。
IMAGESの英語分野の問題を解いた感想
問題自体はTOEICを簡単にしたイメージで、とても簡単でした。
単語に関しても難しいものは説明が書いてあるので、特に問題なかったです。
ただ、設問が長い場合があるので、英語が苦手な人には速読の練習をオススメします。
適性検査IMAGESの問題を解いた結果、感じたこと
全体の感想としては、問題の難易度は高くなく、いかに速いスピードで正確に解くことが出来るかが重要視されていると感じました。
高学歴の人たちは、ほとんどの問題を正解すると思います。
特にスピードが求められる暗算や英語の部分でケアレスミスをしないように気をつけましょう。
適性検査IMAGESは、しっかり対策すれば高得点が取れる!
就活において、どんなにESや面接の準備をしても、まずは筆記試験に受からないと選考に進むことはできません。
志望企業から内定をもらうためには、IMAGESなどの適性検査対策もしっかりとしておきましょう。
また、実際に私もIMAGESの問題を解いてみて、IMAGESは事前に対策をしたらその分だけ点数が上がりそうだと感じました。
高学歴の就活上位層に勝つためにも、早めにテスト対策を進めましょう!
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