1次面接→2次面接→役員面接の道!~面接ごとの担当者の違い~

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記事更新日 2024年03月14日

最短内定を目指す6社合同選考会

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

【もくじ】

夏も終わり、大学三年生の皆さんはそろそろ就活が本格的になってきたころかと思います。

サマーインターンなどで面接を経験してきた人もいると思いますが、
来年の本選考に必ず課されるものに「面接」があります。

面接にはいくつかの種類があるのはご存知ですか?

・1~2次面接
・3~4次面接
・役員面接
・グループ面接
・リクルーター面接


など、面接にも種類によってみる項目も変わってきます。

日系の大手企業は3~4次面接まであるのがノーマルです。
更にその中で1~2次面接と、3~4次面接で少し変わってくるので分けています。

その中でも今回は個人面接といわれる、

・1~2次面接
・3~4次面接
・役員面接(最終面接)


この3つの面接について、着目点、質問例、通過率など
それぞれ、解説しようと思います。

では、まず面接を含む本選考の流れについて共有しましょう。

上の図のように、エントリーから内定までには避けて通れない多くの過程があります。

その中でも図のように
面接は本選考の最終関門といっても過言ではないでしょう。

企業側も採用するうえで非常に大事にしている選考方法の一つになります。

そして誰もがいい印象を受けない面接。
意外にも面接の種類によって面接担当者の着目点は違うのです。

・1~2次面接
・3~4次面接
・役員面接


これらの個別面接で担当する面接官に違いがあります。
それを各面接一つ一つ取り上げて解説していきます。
 

エントリーシートや筆記試験が通過し、
企業側があなたに会いたいと思い、時間を設けています。

では、企業側からはどんな人間が面接官として出てくるのでしょうか?

1~2次面接では現場の若手社員

「この人と一緒に働きたいかどうか」

の観点で面接をすることが多いです。

若手の社員といっても、その若手の中でエース級の社員が出てくるので、
入社することになればその方たちの部下になる可能性が高いです。

なぜ、人事の担当者ではなく、現場の社員に面接させるのでしょうか?

この答えとしては主に、
まだ1次面接、2次面接の段階では選考する母数が多すぎます。
篩いにかけるにはどうしても面接官の数も必要となってきます。

では、どういう観点で「一緒に働きたいかどうか」を判断しているのでしょうか?

それは、

「第一印象が自社の社風や雰囲気に合っているのかどうか」

「自己PRや志望動機が簡潔にまとめられているのか」


など、一般的な質問などで終えることが多いです。
また、面接前に人事担当者から、

・面接の注意点

・質問しないでほしいこと


等をあらかじめ伝えられる可能性もあるので、よく話を聞いて注意しておきましょう。
 

まず、先ほどの観点から第一印象が重要だということが伝わったかと思います。

第一印象とは見た目が多くを占めるのに加え、
声のトーンや聞き方、話し方でも変わってきます。

見た目は非常に重要なので、就活生らしい恰好を意識しましょう。

声のトーンなどでは、

「やる気」

の有無が判断される可能性があります。

企業研究で面接をする会社の雰囲気を知ったうえで、
その雰囲気に合わせた態度で面接を受けるようにしましょう。

静かな雰囲気の社員が多い企業で熱く語りすぎても逆効果です。

もう一つの観点では、

「伝えたいことを制限時間内にわかりやすく伝える」

ことが重要になります。

例えば、

「一分間で自己PRをしてください」

と、質問されたときに、

一分間という時間を守るのと、自己PRで伝えたいことを伝える
ことが必要となってきます。

まず結論から伝え、それに付け加えながら一分間を意識して回答しましょう。
 

1~2次面接では現場の社員も含めての面接で篩いをかけましたが、
3~4次面接ではどんな人間が面接を担当するのでしょうか。

3~4次面接を担当するのは、

「その会社の管理職や人事担当者」
です。

いったい何を質問されるのでしょうか?
どの観点を質問されるのでしょうか?

3~4次面接で聞きたいことはいくつかあります。

それは、

「成果を出せるか、伸びしろがあるか」
「自社への本気度」
「役員に顔向けできるか」


などを聞きます。

次に役員面接が控えているので、
志望度の低い学生や、能力の低いと感じた学生は通さないようにしています。

この内容を知るために、

・抽象度の高い質問をしてくる
例)あなたにとって仕事とは?
  あなたにとって成果を出すとは?

・他社の選考状況に関する質問

・ライフプラン・キャリアビジョンに関する質問


などを問われます。

管理職や人事担当者はいままで何百人もの就活生の相手をしてきた
いわばベテランです。

生半可な回答では納得させることができないでしょう。
それ相応の準備が必要になります。
しっかり準備して臨みましょう。
 

3~4次面接で最も重要なのは、

「本気の志望度」
です。

高い志望度を確認する質問として、

・どんな部署に配属されて、何をしたいか

・競合他社と比べてなぜ弊社がいいのか


などがあります。

入念な業界研究と会社研究、志望動機とキャリアデザインを具体的にしておきましょう。

次に、優秀かどうかを判断する質問として、

・抽象的な質問をする

・「なぜ?なぜ?と深く追及される質問があります。


抽象的な質問をする理由として主体性と論理的思考力が試されます。

対策として、
考える前に自分で定義を作ってみてください。

定義したものを面接官に、

「この質問は○○○と考えても大丈夫ですか?」

と問いかけるだけでも、論理的に考えているとアピールできます。

「なぜ?なぜ?」と深堀され、圧迫面接と感じる方もいますが、
面接官はわからないことをただ聞いているだけなので、

素直に回答しましょう。

面接の練習としては、自分の回答した答えに
自分が面接官になったつもりでツッコミを入れていけば底堅い答えになるでしょう。
 


最後に待ち構えるのが「役員面接」です。

役員面接=最終面接とも言います。

最終面接に出てくる面接官は誰なのでしょうか。

そう、役員面接には「社長」ないしは「経営に近い役職」の方が担当します。

60才までの億を超える人件費の価値がその人にあるのかどうか。
会社としては採用とは大きな投資になるわけなので慎重に対応していきます。

「会社に利益をもたらすのかどうか」

が重要になってきます。

3~4次面接で人事担当が納得したキャリアデザインを話しましょう。

しかし、役員面接に残った学生はほぼ絞られており、
今まで通りにしていれば落ちる人は少ないでしょう。

しかし、最終面接で落ちる学生がいるのも確かなことです。
なぜ落ちてしまうのでしょうか?

その答えとしては、

・質問(志望度など)に迷いが生じてしまった

・他の内定者とのバランスを図るため


などがあります。

ここまで進めばあなたの「人間性」が見られます。
変に良い印象に持っていこうとはせずに、ありのままの自分で望むようにしましょう。
 

役員面接では、今まで試す側であった人事部の社員が

急に味方になり始めます

3~4次面接が通過した時点で人事部はその人に入社してほしいと思ったということです。
役員面接で落ちてしまっては今までの労力は無駄になりますし、
役員に

「人事部は何をやっているんだ」

と詰められてしまう恐れもあります。

こんな強い味方を利用しない手はないので、人事部の担当者の方に
たくさん質問し、役員面接の対策を念入りにするようにしましょう。


人事部の方も役員面接を通過する学生を何人も見ているはずです。

キャリアビジョン、社長の人柄、逆質問のポイントなど聞いておくといいかもしれません。
 


いかがでしたか?
1次面接から役員面接までの流れを理解していただけたでしょうか。

大きく分けて、

・1~2次面接(若手のエース級社員)

・3~4次面接(各事業部の管理職、人事担当者)

・役員面接(社長、代表取締役)


と面接官の種類も分かれており、就活生を見る観点も違うのです。

あらかじめどんな人が面接官として担当して何を聞きたいのか知っておくのは
とても重要なことです。

面接は反復練習です。

回答を用意したうえで自信をもって望むようにしましょう。
 

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