夏インターンで圧勝した人間は、秋冬インターンで撃沈します。

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記事更新日 2024年08月07日

秋までに内定

この記事内容の監修者

ジョブトラ編集部
ジョブトラアカデミー編集部です。 早期内定をサポートする、リアルな体験談やコラムを発信しています。

 

こんにちは、トイアンナです。

あなたは今、こう思っていないでしょうか。

 

「ふう、夏インターン大変だったな。だけど思ったより選考はうまくいったし、手ごたえもあった。だからこのまま秋冬インターン、本選考と頑張れば大丈夫だろう」

 

例年、同じように考えた先輩方が、あえなく散っていきました。

なぜ、早期選考から準備していた人が無い内定のリスクを背負うのでしょうか?

 

中だるみしがちな秋だからこそ、真実をお伝えします。
 

夏インターンは秋冬インターンや本選考と比べて難易度が低いんです!

夏インターンは、秋冬インターン、そして3月から始まる本選考と比べて最も難易度が低い選考です。

 

なぜなら、大学3年生の夏休み時点で就活準備がそこまで進んでいないだろうと、企業も手加減をしてくれているから。

 

夏インターンを実施する目的は企業によってさまざまではあるものの「弊社をもっと知ってもらい、本選考でエントリーしてほしい」と、PR目的の開催も珍しくありません。

 

学生へのPRが目的なら、難易度は下げてでもより多くの学生に集まってほしいですよね。

 

ですから、夏インターンの中でも1~3日間の短期インターンシップは、難易度が簡単になりがちです。

 

夏インターンなら、本選考で落ちるレベルの会社へも行けてしまうことがままあるのです。

 

夏インターンで大手企業に通過すると実力を過信してしまう

早期から準備をしている学生は、ここで誤解をしてしまいます。

「自分の実力があるから、夏インターンで大手企業・有名企業に通ったのだろう」と。

 

インターン経由で本採用を実施している外資系企業なら、それは事実でしょう。

外資系企業は夏インターンであらかたの内定を出し尽くします。

外資で内定を夏インターン時点で取れた学生は、実力があると思っていただいて構いません。

 

問題は、そうではない大多数の就活生です。

 

夏インターンへ参加できたのは、あくまで「会社が手加減してくれていたから」かもしれないのですから。

夏インターンと同じコピペESを出し、秋冬インターンで惨敗する先輩たち

夏インターンで自分の能力を過信した学生が、次に何をするか。

そのままコピペのESを、秋冬インターンに出してしまうのです。

 

秋冬インターンからは企業も「選考」の観点から学生をチェックしていますから、

レべルの低いESはどんどん落とされます。

 

たとえば、夏インターンであれば「業界に興味があり、御社がその中でも有名企業なのでもっと知りたい」といった、あいまいな志望動機でも通過できることがあります。

 

しかし秋冬インターンや本選考では「なぜその会社なのか」をクリアに説明できなければ、面接にすらたどり着けません。

 

夏インターンで通るレべルのES例:

運輸業界に興味があり、中でも御社がトップ企業として活躍していることを知ったため応募します。インターンでは実際に働く姿を拝見することで、貴社理解を深めたいです。

 

→ このレべルだと志望動機がざっくりしすぎており、秋冬インターンや本選考では落ちます。

 

志望動機における、実際の改善例を見てみましょう。

 

秋冬インターンで通るレベルのES例:

父の事業を助けていただいたご恩返しがしたいからです。父は長年、地元で卸を営んでいます。ところが●●●●年の豪雨で発送遅延が起きてしまいました。しかし貴社がどこよりも早く復旧してくださったお蔭で、ビジネスの損失が最小限で済み、廃業を免れました。そこから輸送の重要性を痛感し、いつか貴社に恩返しすべく大学でも物流を研究しています。第一志望である貴社にて、父と同じような人を助ける支援ができればと思っています。

 

……と、これくらい「通るESのレベル」も変わるのです。

 

夏インターンの成果を過信せず「内定レべル」まで自分を持ち上げろ

このように、夏インターンの成果を過信していると、面接どころかESで落とされかねません。夏インターン経由で特別選考ルートに乗った人、リクルーター面談に誘われた方ほど、その能力を過信せず志望動機や自己PRを練り直しましょう。

 

具体的な内定レベルとは、以下を満たす状態です。

 

・業界ではなく特定の会社を志望する動機を説明できる

 

・自分の強み/弱みを根拠となる過去の体験になぞらえて説明できる

 

・学生時代に力を入れたことが複数ある

 

・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)が「チームワークの中で・自発的に動き・数字で表せる成果」になっている

 

・ES添削を社会人から受け、反映させられている

 

・主な筆記試験で8割のスコアを出せている


 

まずはこのレベルを達成できていないと、本選考はかなり厳しくなります。

あなたが先輩方と同じ涙に暮れぬよう、応援しています。

 

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この記事内容の著者

ジョブトラ編集部
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