知らなきゃ損!SPIテストセンターの特徴から時間配分まで4選!
記事更新日 2024年08月16日
この記事内容の監修者
- ジョブトラ編集部
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目次
そもそもSPIって?
SPI(Synthetic Personality Inventory)試験とは
リクルートマネジメントソリューションズが
提供している適正検査で、
基礎能力適正検査と性格適正検査に分かれます。
企業が就活生の能力を測るために行う試験です。
SPI試験には4つの実施形態があります。
① テストセンター
全国に設置されている専用会場に行き、
会場のパソコンで受験する形式。
■基礎能力適正検査 約35分
(言語、非言語分野合わせて)
■性格適正検査 約30分
(会場予約時に事前に受験する。)
② ペーパーテスティング
応募企業に指定された場所で、
マークシート方式で受験する形式。
■言語分野 約30分
■非言語分野 約40分
■性格適正検査 約40分
③ Webテスティング
自宅等にてパソコンで受験する形式。
■基礎能力適正検査 約35分
(言語、非言語分野合わせて)
■性格適正検査 約30分
④ インハウスCBT
応募企業に行って、企業のパソコンで受験。
■基礎能力適正検査 約35分
(言語、非言語分野合わせて)
■性格適正検査 約30分
4つの違いはわかりましたか?
SPIにおいて、一つの落とし穴として
受験の形式によって試験内容も
変わってくることが挙げられます。
ここからは現在の主流な実施形態である
テストセンターの基礎能力適正検査においての
特徴や時間の使い方、注意点を見て行きましょう。
テストセンターの特徴
①出題範囲
■言語分野
・二語の関係
・語句の意味
・語句の用法
・文の並び替え(テストセンター特有)
・空欄補充(テストセンター特有)
・文節の並び替え
・長文読解
■非言語分野
・推論
・場合の数
・確率
・集合
・損益算
・速度算
・表の読み取り
・資料の読み取り(テストセンター特有)
・長文読み取り問題(テストセンター特有)
・代金の精算
・料金の割引
・割合の計算
・分割払い
②出題内容や出題問題数
これはテストセンター受験に限らずパソコン受験の全てに言えることですが、
ペーパーテストでは受験者全員に同じ問題が出題されるのに対して、
パソコン受験では受験者それぞれの解答状況に応じて出題内容や出題問題数が変わるという特徴があります。
もちろん、正答率が高いほど難易度がアップしていきます。
③制限時間
これもパソコン受験全てに言えることですが、
ペーパーテストでは言語、非言語分野として全体の制限時間があるだけであるのに対し、
パソコン受験では、一問一問に制限時間が存在します。
具体的には、画面下に問題毎の制限時間を示す棒グラフがあります。
この棒グラフは時間が経つにつれて緑→黄→オレンジ→赤と色が変化していきます。
色の意味は以下の通りです。
緑:標準的な回答時間
黄:少し遅れている
オレンジ:かなり遅れている
赤:制限時間(次の問題に進みます。)
ただし、緑の設定基準は厳しめになっているので
黄、オレンジになっても焦らず確実に回答しましょう。
ゲージが赤になるまでに回答していないと未回答のまま次の問題へ進んでしまうので注意!
また、前の問題に戻って回答し直すことや、
全体の問題を見てから自分で好きな問題から解いていくということもできません。
④その他注意点
・筆記用具の持ち込みができない。
・電卓の使用が禁止されている。
・誤謬率で評価されない
誤謬率とは簡単にいうと、不正解の割合のことです。
SPIの中には誤謬率が評価対象となるものもありますが
テストセンター受験では対象外となります。
・1年以内の受験結果を他の企業へ使い回せる
一度テストセンター受験をすると、次からは前回の結果を送信して済ませるか
もう一度テストセンター受験するかどちらにするかを選択できます。
ただし、試験結果(点数)を自分で知ることは
できないので、いい結果だったかどうかは自分で判断しなければなりません。
また、使い回しができるのは前回の結果のみであるため
再受験すると良くも悪くも試験結果は上書きされます。
■顔写真付き身分証明書と受験票を忘れずに!
■服装は私服でOK!
時間切れせず高得点を狙うコツ!
■筆算に慣れておく
基本的に複雑な計算はしなくても解ける問題がほとんどではあるが、
大きい数の計算等でつまずかないように筆算には慣れておいたほうが良いでしょう!
■問題を解く前に選択肢にチェックしておく
問題毎に制限時間があり、誤謬率は評価されないため、
未回答で次の問題に進んでしまうとかなり勿体無いです!
未回答を防ぐためにも、問題が表示されたらその問題に取り掛かる前に
あらかじめ選択肢のどれかにチェックをしておくのがおすすめです!
■とりあえず回答して、解けない問題に時間を使わない
なるべく多くの問題を解いたほうが当然得点は高くなりやすいです。
わからない問題で時間を無駄に使うことがないように、
わからなければすぐに回答して次の問題に進んだほうが良いでしょう!
■何回か受験して、問題や環境に慣れておく
SPIは過去問からの出題がとても多いので、
対策としてできるだけたくさんテストセンター受験をしてみるということが効果的であると言えます。
何回も受験していくうちに見たことがある問題が増えてきます。
また、対策したあとで実際に受験してみると、
自分がどんな問題に時間がかかりやすいか等もわかってきてより効率的なSPI対策につながります。
■非言語分野の計算問題では、1の位を見る等して消去法で解く!
これは少しテクニック的な話になりますが、
SPIは選択式問題であるため、ある程度答えに目処をつけるだけで
実際に計算しなくても解ける問題もあります。
この方法になれると回答スピードが急激に上がります。
■普段のSPIの勉強の時から時間を測る!
回答スピードはSPIにおいて最重要要素の一つです。
実際のSPIでの制限時間に対応できるように常に時間を意識した対策を行いましょう!
おわりに(まとめ)
いかがでしたか?
テストセンター受験のイメージはできてきましたか?
まとめると…
①テストセンター受験では電卓を使うことができない!
▶︎筆算に慣れておく。
②問題毎に制限時間があり、誤謬率は評価されない!
▶︎あらかじめ選択肢を選択してから問題を解く。
▶︎とりあえず回答して、解けない問題に時間を使わない。
▶︎普段のSPIの勉強の時から時間を測る!
③出題内容や出題問題数は人により異なるため自分にあった対策をする必要がある!
▶︎できるだけテストをたくさん受験して、問題や環境に慣れておく。
④ 前回の試験結果を使い回すことができる!
▶︎手応えは自分で判断しなくてはならない。
判断材料としては、 正答率が高いほどタブ数が多い傾向がある、
非言語分野で推論問題が早くから出た、
言語、非言語分野を行ったり来たりした、などがあるが、
実際に本命企業に出してみる前に、
他の企業に出してみて通過できるかどうかを試してみるということも一つの就活テクニック。
自分にあった効率的なSPI対策をして、
面接前に人事に一目置かれましょう!!
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